骨格操作
先日の教室では太極拳の運動法則を理解して身につけるための方法を解説した。
私が学んだ太極拳は骨格の動かし方から始まる。つまり背骨と四肢を繋いで連動させることを学ぶ。
こうやって運動法則の理解を深めながら並行して太極拳の型を覚えて行く。そして徐々に太極拳の運動法則に従って型の動きができるように練習して行く。
今回の稽古では「起勢」の両腕の挙げ方の理解を深めてもらった。私が生徒の両腕を押さえつけた状態でも、運動法則に沿って両腕を挙げると、軽々と両腕を持ち上げることができ、しかも大柄な私を跳ね飛ばせることができた。
この教室は70歳前後の女性グループなのだが、不思議な?武術的な技はお好みのようだ。😅
準備体操で羅漢功をやる時でも、力の入れ具合とか、筋肉の引き締め方とか、書籍には書き切れなかった詳しい話をすると興味深々で、私の説明をしっかり理解して実行して下さる。幾つになっても学びを深めようという意欲は素晴らしい。
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