骨格操作
本日の太極拳教室では背骨と四肢を繋ぐということを話させて頂きました。
起勢の両腕を挙げる動作に於ける骨格操作のやり方を説明して、その通りにやった場合と単に腕を挙げただけの場合では何が違うのかということを身をもって体験してもらいました。
太極拳の体の使い方は型ではなく、単純な動作を繰り返して習慣化します。そして、徐々に型の動作に溶け込ませて行きます。
参加者の皆さんにとってはちょっとレベルが高すぎる話だったかも知れませんが、こういう鍛錬を通じて心の眼で自分の身体を観るということを段々と覚えて行って頂きたいと考えています。
本日解説したような鍛錬は鏡に自分の身体を写して姿勢を整えても全く意味を為しません。
心の眼で自分の体を観ていくと、やがてそのように観るだけで自分の身体が整うようになります。
参加者の皆さんにはそのような方向性で太極拳に取り組んでいただいています。
観ることで身体が整うようになると、その次は、自分の心の動きを観て頂こうと考えていますが、それはもうちょっと先になるかなぁ。
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