「変化」する時に必ず訪れる「退化」、それは「退化」ではなく「進化」である
自分自身が変わっている最中、何かをきっかけに変わろうと決意した時。
「あれ?以前より出来なくなっているのでは?」と感じた人に読んでほしい。
ここでいう変化とは
環境の変化のことではなく、思考の変化のことを指しています。
思考の変化とは
ここでいう思考の変化とは「信念の変化」のこと。
信念の変化とは、
これはこうすべきである という自分の中での信念が変わること。
新しい体験をしたり、経験を積み重ねることで、
自分の大切にしているものや判断基準が変わる。
それによって、自分の信念が変わっていく。
「信念の変化」が訪れた時何が起こるのか
「信念の変化」つまり、自分の大切にしていることが変わると何が起こるのか。
それは「退化(しているように見える)」時間が訪れます。
人によっては以前の自分よりも悩む時間が増えます。
これはなぜ起こるのか。
それは、今まで判断材料にしていた「信念」が変わったことにより、
判断が今までのように容易に出来なくなってしまうことによるものです。
思考というのは、意識はしていなくても慣れというものが存在すると思います。
その慣れにより、今までは簡単に判断が出来ていたものが、
材料が変わったことで慣れていない作業になってしまうのです。
つまり、「思考の変化」が起こると慣れで出来たことが出来なくなるのです。
今は思考の大掃除をしている最中
だからといって、
変化を恐れたり、自分が成長していないのではないかと感じる必要はないと思います。
「思考の変化」は自分の成長には必ず必要になるものだからです。
僕にこの変化が訪れたときに、「部屋の大掃除」に似ていると感じました。
そういう風に思ってからは、割と変化の状態を受け入れられるようになりました。
部屋の大掃除をするとだいたい言われたり、感じることが、
「前より汚くなった」
「物を出してからが大変」
「仕分けがめんどくさい」
です。
大掃除をする時は、
まず棚から物を出す→仕分けをする→棚に戻す
というフローになると思います。
(少しずつ片付ける方法もあると思いますが、ここでは上記の流れが正解とします笑)
思考の整理:①棚から物を出す
前より汚くなるというのは、
「まず棚から物を出す」フローの時に起こるものです。
新しい年を迎えるため。模様替えをするため。部屋を綺麗にするため。
大掃除には色々理由があると思いますが、
新しい部屋に変化させるために掃除をすると思います。
このフローの時に部屋をみると、
他人からは「以前よりも汚くない?」と感じてしまいます。
ここが、「思考の変化」でいう「退化する時間」です。
思考も同じで、
新しい思考に変化する過程で、まずは思考の大掃除が始まるのです。
その第1ステップが、棚から出すこと。
今まで慣れで判断していたものが正しいかどうかを確認するために、
自分の経験や考えなどを全て棚から出します。
ここで、以前の自分よりも思考がまとまっていない状態に陥ります。
この状態が1番大変であると思います。
周りからはよく思われず、疑心暗鬼にもある。
ここで自分を信じてやりきることが大切です。
思考の整理:②思考の仕分けと③棚に戻す
棚から出すことをした後は、
思考の仕分けをするということをします。
今の自分にとって正しいものか。必要のないものか。
それが終われば、棚に戻すでしょう。
仕分けをする時に大切なのが「内省」です。
自分が何を大切にしているのか。自分が何を良いと感じ、何を悪いと感じるのか。
自問自答をしていく必要があります。
内省については、
まだ別の機会でまとめたいと思います。
内省をするのに、おすすめの本だけご紹介しておきます。
「メモの魔力」オススメです^^
是非見てみてください。
とりあえず今はやり抜こう
「変化」をしている時、これから「変化」しようとしている時。
「自分は成長していないのではないか?」という
辛い時間が訪れるかもしれません。
他人にバカにされるかもしれません。
(そもそもバカにしてくる人とは付き合う必要がないと思います。)
でもその状態は悪いことではなく、正しいことだと思います。
「変化」に向けて、「進化」に向けて、前進している証拠。
それでもそこを乗り越えれば、
成長した自分に出会えると思います。
まずは、自分の信じたことをやり抜きましょう。
昨日、やり抜く力というテーマでまとめてみたので、そちらも参考にしてみてください^^
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井上太治朗( @tij714)です。
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