加圧トレを試してきました。
昨日、市場調査も兼ねて、加圧トレを試してきました。
結論から言うと、
お年寄りやリハビリには効果があると思うが、自分ではやらないだろう。
ということだ。
これは決して加圧トレの効果を否定しているのではなくて、あくまでも僕の体験だ。
理由は以下のとおり。
①達成感がない
②トレーナーが悪かった
③プラスの費用がかかる
まず①について。
これは普段トレーニングを行っている方なら納得していただけると思う。
圧をかけてトレーニングを行うので、非常に軽い重さで効果が得られる (これがウリなのだが) 。なので、重いものを挙げて得られる達成感がないのである。
ダンベルキックバックなんて1kgのダンベルしか持たせてもらえなかった...
(それでもパンパンになったのは、秘密。)
トレーニーの中には (というかある程度になると全員が) 「重いものを挙げる快感」や「そんな自分」が好きであろう。その達成感が味わえないのは、トレーニングの楽しみが半減してしまう。
次に②トレーナーが悪かったという点。
誰でもあるはずだ。
「ん?なんか嫌だな...」
という経験が。
僕の場合、それが昨日だったということだ。
ベンチとかどれくらいでやるんですか?
とか
僕もやるんですよね。デッドリフトとかもやるんですか?へえ、100kgとかですか?
という、いちいち張り合ってきたのがイラッとした。
その後プッシュアップをやるのだが、なぜか1セット目からオールアウトさせるという。 (30回以上やったな)
そしてその後、2,3セット目をやる。
15秒レストじゃ上がらねーって。
そんなこんなで、全体的にイラッとした体験だった。
そして最後に、③プラスの費用がかかるという点。
加圧は基本的に専門のトレーナーがつかないとやってはいけないことになっている (建前上は) 。自宅で行う簡易版もあるが、概して高く、圧を都度都度調整しなくてはならないようだ。
僕が体験レッスンを受けたトレーナーは30分\5,400であった。
これらの体験をこの金額かけてやるかといったら...やらない。
だが、トレーニング理論も極めて単純で、血流を阻害することによってエネルギー代謝副産物である乳酸を骨格筋中に滞留させる。筋合成の開始シグナルを発するレセプター (受容体) がこれらの乳酸に反応することで、低負荷でも筋合成が活発化するという仕組み。
また、血液を滞留させることにより、普段使われていない毛細血管に血液が流れ込む (らしい。これはエビデンスあるかわかんないです...) 。
総括としては、低負荷で行うため、関節や骨への負担は圧倒的に少なく、お年寄りや筋肉量の乏しい女性、また、リハビリ目的で取り組むのはアリだと思った。
以上、みのの加圧トレ体験談でした。
加圧トレやろうか迷っている方の一助となれば。
みの