【諏内えみ】一流の言いかえ【読んだまとめ】
マナー講師の諏訪さんがよく受ける質問TOP3
1.言いにくいことの伝え方
1.上手な断り方
1.品のある話し方
どんなに時代が変わろうと決して変わらずに人に求めるのが「品」
最終的には品のある言葉遣いができる人が
影響力を持ち、大事な局面で結果を出す
ちょっとだけ言い換える、一言プラスしてみる
そんな簡単なことだけで
あなたが放つ言葉に品が宿ります
品のいい人は「このところ慌ただしくしておりまして」
普通の人は「ちょっと忙しいので」と言ってしまいます。
「忙しい」という言葉を使うと「自分も忙しい中誘っているのに」と思われてしまいます。
こんなときには「慌ただしくしている」への言いかえ
品のいい人「都合がつくようになりましたら、私から連絡します」
普通の人は「すいません、ちょっと都合が」
「仕事があるので」「その日は都合が悪い」
→後日また誘われる可能性があります
「あなたとはご一緒しません」「もう誘わないでください」
→相手を傷つけてしまう
そんなときは「もし今後そのような機会があったら私の方から連絡するので、あなたからの連絡はは不要です」という。
大事なのは「私から連絡します」
あなたからの連絡は不要というニュアンスが遠回しに伝わるためです。
品のいい人「そう言っていただけると嬉しいです、ありがとうございます」
普通の人は「いえいえ、とんでもないです」
謙遜していることは理解できても、時にはそのまま素直に受け取ってほしいと思うこともあります
ポジティブな言葉にはポジティブな言葉で返せると、お互いのコミュニケーションがさらに気持ちいいものとなります。
品のいい人「おまたせしてしまい本当に申し訳ございません。ご迷惑をおかけしました」
普通の人「電車が遅れちゃって。すいません」
交通事情や想定外のハプニングで、待ち合わせ場所に遅れてしまった経験は誰にでもあると思います。
どのような理由があってもまずは、待っている相手に伝えるべきはお詫びの言葉です。
特にビジネスの場では謝罪の言葉だけを繰り返すようにしてください。
品のいい人「恐れいります、もう一度お伺いしてよろしいでしょうか」
普通の人「すみません、もう一度おっしゃっていただけますか」
「もう一度おっしゃっていただけませんか」この言葉は相手が主語になっているため、相手に行動することを促す文章です。
「もう一度伺ってよろしいですか」"相手に言わせる"から"私が聞く"にシフトするため相手に押し付けている印象がなくなって目上の人にも失礼なく受け取ってもらえます。
主語を誰にするか?この少しの違いだけで与える印象は全く変わります。
品のいい人「ありがとう、よくできていました。一点だけ、この部分を直してもらえますか?」
普通の人「個々間違っているから直してもらえますか?あとは出来ているようですが」
誰かに修正ややり直しを頼むときは「まずは褒めることから始めてください」
人の心理と伝え方の順番を覚えておくと、相手に気持ちよく行動してもらうことができます。
品のいい人「ぜひまたお目にかかれると嬉しいです。お誘いしてもよろしいですか?」
普通の人「またお会いしましょう」
品のいい人「栗が好きだとお聞きしたのですが」
普通の人「つまらないものですが」
「つまらないもの」と表現されたお土産に対して"開けるのが楽しみ"とは感じない
なぜこの品を選んだのかという理由や大切なあなたの好みを覚えています。という気遣いが含まれた言葉になるので
"自分が喜ぶ一品を一生懸命考えて選んでくれた"と相手も嬉しく思ってくれる。
品のいい人は相手の年齢や考え方やシチュエーションによって適した表現を賢く選択します。