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【樺沢紫苑著】精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法【読書感想文】

これは「科学的に幸せになる方法を教えてくれます」


幸福とは脳内物質が出ている状態

幸福とは「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」の
3つの脳内物質が十分に分泌されている状態です。

この脳内物質が出た状態が幸せ状態です。
この脳内物質を出す条件こそが「幸せになる方法」ということです。

ドーパミンが出ていると人は心臓がドキドキしているような高揚感を伴う幸福を感じます。

セロトニンが出ていると安らかで穏やかな幸福を感じます。

オキシトシンが出ていると人との繋がりを感じています。

これらの脳内物質がそれぞれどういった条件で分泌されているかがわかれば
私たちは幸福になることができます。

幸福には優先順位がある

ドーパミン、セロトニン、オキシトシン
この3つの幸福を得るためには優先順位があるからです。

この順位を間違うと、幸福になるどころか不幸になってしまうことさえあります。

心身の健康を崩しながら家族や人間関係も顧みずひたすら仕事をして
成功を手に入れたところで、幸せになることはできないです。

だからまずは心身の健康を確保することが最優先です。

朝散歩をする

セロトニンを分泌させるには「朝日を浴びること」「リズム運動」が有効です。

リズム運動というのは、朝の光を浴びながらウォーキングをする「朝散歩」がおすすめです。

起きてから1時間以内に朝日を浴びることによって体内時計もリセットされる効果もあります。

小さな幸福に気づく

例えば外に出たときに青空を見上げて
「今日も青空で気分がいいなぁ」と感じることができれば
それだけでセロトニン的幸福が得られます。

だが、多くの人はこういう小さな幸せを見落としています。

今ある幸せにもっと目を向けてみましょう。

小さな幸せに気付ける人が幸せな人生を手に入れることができます。

つながりを感じる

他者との「つながり」を感じることです。
これはスキンシップを取るということです。

スキンシップがなかったとしても
アイコンタクトあy会話など
心の通った交流によってオキシトシンは出ます。

また親切や感謝といった行為でもオキシトシンは分泌されます。

孤独は健康に悪い

人間の大敵になるのは孤独です。
孤独は喫煙に匹敵するほど健康に悪いということもわかっています。

つまり、「孤独」になってオキシトシン的幸福が失われてしまう
「健康」というセロトニン的幸福も連鎖的に失われてしまいます。

ドーパミンは2つの顔を持っている

ドーパミンには光と闇の2つの面があります。

ドーパミンは簡単にいうと「自己成長物質」です。
人間が何かを頑張って成果を出したとき得られる達成感、これはドーパミンによるものです。
これによって「次もっと頑張ろう!」」とモチベーションがあがってさらに難しい課題に挑戦し、結果を出していきます。

しかし、ドーパミンは人間の欲求を暴走させやすいという闇の側面も持っています。
仕事や勉強で成果を出すのは簡単なことではありません。
すると仕事や勉強のような「努力して得られる幸せ」よりも
お酒やギャンブルなどの「今すぐ得られる快楽」に流されてしまいやすくなります。

そして、それが依存症を作りだしてしまいます。

制限しながら楽しむ

ドーパミン的幸福は劣化しやすい側面もあります。

お酒でもなんでも最初の1杯め、1回目が楽しいです。その後徐々に低下していきます。

そして、このドーパミン的幸福を劣化させずに長く楽しむ方法があります。
それは「制限をする」ことです。

楽しいことはある程度制限したほうが毎回新鮮な気持ちに楽しめるってことです。

スマホ、ゲーム、お酒などのドーパミン的快楽、娯楽はこのように制限しながら楽しむことで
依存消化を防ぎながら長く楽しむことができます。

もっと、樺沢紫苑さんの【精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法】を読みたい人は!

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