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【オリバー・バークマン 著】限りある時間の使い方【読書感想文】

時間を効率的に過ごすことばかりに心が奪われすぎている

より短い時間で多くのことを学び
多くの動画をチェックし、
多くの仕事をこなしたいと思っています。

人は暇を恐れて何かで時間を埋めようとするものです。

私たちはなぜこんなに暇をぶつそうとするか?

それは、「目の前のなにかに没頭していれば現実的な問題から目を背けられるから」です。

ドラマや映画、SNSなどを見て暇つぶしをする
それが悪いわけではなく、まずは自分の達成したい時間を使ったあとならOKということです。

全部できるという幻想を棄てて目標を絞る

自分が本当に達成したいと思っていることを紙に書くことです。

自分のやりたいことを25個書いて、その後に重要な目標を5つだけ選びます。
そして、その5つの目標を達成するまで他の目標には手を付けないことです。

今の私たちに必要なのは選択肢を増やすのではなく、選択肢を減らして迷いを棄てて行動することです。

自分の時間の取り分をとっておく

1日が始まったら達成したいことに時間を使うことです。

大事なことを後でやろうと思うから、私たちはあれこれ
どうでもいいことを無限に見つけてしまい、時間をちょこちょこ使ってしまいます。

大事なことがわかったら、まず時間やお金をそちらに使うことです。

確実にやりとげるための唯一の方法は、今時間があるうちに
それを今すぐに少しでもいいから実行することです。

残った分を使おうと思って絶対に余らない。
時間もお金もまず最初に大事なことに使うべきです。

短時間でいいから毎日コツコツやる

まずは少しだけ動いてみてください。
いきなり大きなことをしようとしても失敗して嫌になってしまいます。

結果を出す人はほんのすこしの量を毎日コツコツ続けています。

焦らない、とにかく結果を焦らない。
1日の成果が少なくても毎日コツコツ取り組みます。

短いけど、毎日やることが大切です。
これが成功への近道です。

完璧主義を棄てて動き出そう

完璧主義の人は「やっぱり自分には才能がないのではないか」
「相手に評価してもらえないのではないか」と不安になって行動を先延ばしにしてしまいます。

そもそも私たちは完璧ではないし、どれだけ時間をかけても完璧に成ることはないのです。

自分も相手もどこかに「粗」があります。
だから「いつか100点の完璧な状態になったら行動しよう」とか
「100点の状態になってから作品を公開しよう」と思っていたら死ぬまで行動できません。

だから大事なのは時間制限を決めて
その時間内にできるところまで準備したら勇気を持って行動することです。

自分で決めるとどうせ先延ばしになるという人は時間に決めてもらいましょう。
決めた時間がきたら動き出すことです。

スマホの機能を必要最低限にする

これはスマホに時間を吸われないように注意しろ、ということです。

今のスマホワンタッチで情報にアクセスできてのが問題です。
それを少し不便にしてあげればいいのです。

そうすれば、注意力を「スマホ」から「自分目標達成」に注ぐことができます。

できなかったことではなく、できたことを意識する

自分の目標に向けて行動していくと当たり前ですが、できなかったこともたくさん出てきます。
そうすると、自己嫌悪に陥ることがあります。

こうした負のサイクルへの対抗策として毎日「やったことリスト」を付けておくといいです。

紙のメモ帳に今日できたことを書いていくことです。

誰かと一緒に過ごすことに時間を使おう

これだけは絶対に時間を使うべきだということがあります。
それが「誰かと時間を共有する」ことです。

誰とも一切関わらない、一人ぼっちの人生には余り意味がないのです。

自分の人生も誰かと関わりの中で価値が生まれるのです。

時間が大切だからこそ積極的に誰かと時間をシェアすると豊かになれます。

問題があることを楽しむ

目標達成に向けて動き出すと必ずミスやトラブル
問題が起きることになります。

なんの問題もない状態は一生やってこない。

そもそも問題とはなにか?
それは自分が取り組むべきなにかです。

だからその問題をクリアしていく過程を楽しむわけです。
時間をうまく使ったといえる唯一の基準は
限られた時間と能力のなかで自分に与えられた問題に対してやれるだけのことをやったかどうかだけです。

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