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【チップ・ハース、ダン・ハース著】スイッチ! 「変われない」を変える方法 【要約まとめ】

この本は「誰でも人は変われる」ということを教えてくれる本になります。

どんなに変わりたいと思っても、自分に嫌気が差している人も多いでしょう。

しかし、この本では「自分がダメ人間でもちょっとした工夫で人生は180度変えられるのだ」ということを教えてくれます。

身の回りの環境を変える

「変わりたい!」という気持ちだけでは自分を変えるのは難しい。

自分の行動を変えたいときは、気持ちよりもまず身の回りの環境を先に変えることが大切になります。

実は、人間の行動は知らず知らずのうちに環境の影響を受けています。

コンビニに行くことがあるでしょうか?

実はコンビニの商品の並べ方には、お客さんにたくさん商品を買ってもらえるような工夫がされています。

コンビニに行くと弁当やおにぎり、飲み物のコーナーはお店の奥側にあります。
これはお客さんがよく買う商品をお店の奥側に置くことで、できるだけお客さんに店内を歩いてもらって他の商品も一緒に買ってもらいやすくしています。

環境を変えるというのは「適切な行動をとりやすくし不適切な行動をとりにくくする」ということになります。

行動を変えたければ、まずは身の回りの環境から変えてみましょう。

自分ができることに目を向ける

「変われない」と思っている人は、自分のできないことにばかり注目しています。

だが、人が変わる最初の一歩は「自分ができないことではなく、自分ができること」に目を向けることになります。

自分ができることに目を向けたら、ちょっと自信が持てるようになります。

その小さな自信が重要になります。

人間は本能的によいことよりも、悪いこと二注目してしまいます。
誰かの良い評判を聞くよりも、悪い評判を知ったときのほうが心に残るのはそのせいでもあります。

自分を変えようとするには、自分の欠点を克服するよりも、今自分ができることを伸ばしたほうが遥かに楽で簡単になります。

目標をより具体的にする

自分を変えようと思って目標を立てても、その目標があいまいだと結局何をしていいのかがわからなくなります。

大切なことは目標を具体的な行動にまで落とし込んで、自分がいつ何をすればいいのかをハッキリさせることになります。

例えば、ダイエットをしているとき、ただ「5キロ痩せたい」という目標を立てるのと、「毎日午後7時から1時間ランニングして9ヶ月後には5キロ痩せたい」という目標ではどちらがダイエットに成功するでしょうか?

ただ5キロ痩せたいでは、多くの選択肢があります。ジムに通う、食事制限をするなどなど

人間は多くの選択肢を目の前にするとどの選択肢も取れなくなってしまいます。

だから、目標を立てるときにはより具体的にして、とるべき選択肢をできるだけ少なくすることが必要となります。

目標を小さく細切れにする

目標を立てて失敗する人の多くは、目標を大きく設定しすぎています。

なので、すぐに実践できそうな小さな目標を細切れに立てたほうが効果的です。

人間はなにか面倒な物事を始めるときには、エネルギーを使うがいったん始めてしまえば案外続けるのは楽になります。

脳は筋肉と同じだと考える

仕事でよい結果を出したり努力を継続できたりする人たちは、みんなある共通した考え方を持っています。

脳は筋肉と同じで練習すれば鍛えられるという考え方です。

多くの人はなにか失敗してしまったときに、次から失敗しないように無難な道を選んでしまいます。

だが「脳は筋肉と同じ」と考えている人は「何度も失敗することで次第に状況は良くなっていき、最後は成功するはず」と考えているので、失敗しても何度でも挑戦します。

この差が大きな差を生み出します。

脳も能力も繰り返すことで鍛えられる、その考え方が自分自身を変える意欲に繋がります。

よいアクション・トリガーをつくる

自分がしなけばいけないことをついつい後回しにしてしまう人は多いと思います。

そんな人に試してもらいたいのが「アクショントリガー」を作ることになります。

アクショントリガーとは、行動を起こすきっかけのことになります。

○○が終わったら、〇〇を行うというトリガーを用意しておく。

尊敬できる仲間と過ごす

趣味、思考、話し方、時間家感覚、年収など人はあらゆる面で周りの人の影響を大きく受けます。

彼氏や彼女、夫婦はお互いに一緒に過ごす時間が長いから、そのぶんお互いの雰囲気や服装、表情の作り方にも似てくるところがあります。

これは意識的かどうかに関わらず、人間は他人の行動をまねる本能を持っていることが原因になります。
たとえば、周りの友達が悪口ばかりいっていると、自分も無意識のうちに悪口を言い始めます。

それとは逆に、もし周りの仲間が努力や挑戦を惜しまない人ばかりだったら、自分の努力も自然と継続し、より積極的に挑戦するようになります。

特に自分のなりたい姿に近い仲間や尊敬できる仲間と多くの時間をともにすれば、最終的に自分を変えることができます。

まとめ

  • 身の回りの環境を変える

  • 自分ができることに目を向ける

  • 目標を具体的にする

  • 目標は小さく細切れにする

  • 脳は筋肉と同じだと考える

  • よいアクショントリガーを作る

  • 尊敬できる仲間と過ごす

もっと、チップ ハース、ダン ハースの【スイッチ! 「変われない」を変える方法 】をもっと学びたい人はこの本がおすすめです!

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