【ビクター・ボック 著】すべてのお金の悩みを永久に解決する方法【まとめ】
この本は一言でいうと
「お金の悩みの解決方法」を教えてくれる本になります。
この本では、お金の悩みを解決して心の平和を得るための考え方
潜在意識を活用するテクニック、お金への執着を解消する方法が紹介されています。
お金にも運動の法則が当てはまる
いきなりですが、物理学の「運動の法則」を知っていますか?
物理学者のニュートンによれば「運動の法則」というのは
力を受けない物体は静止している
物体に力が働くと、力の方向に力の大きさに比例した速度の変化を生じる
あらゆる力に対して、同等で反対方向への力が働く
お金に付いてもこの法則が当てはまります
お金は「お金を引き寄せる力」と「お金を引き離す力」の綱引き状態です。
「お金を引き寄せる力」のほうが「お金を引き離す力」よりも強ければ、お金は貯まっていくし、逆ならどんどん貧乏になっていきます。
この2つの力をコントロールして、「お金を引き寄せる力」を最大化して「お金を引き離す力」を最小化させるようにしていきます。
そして、それによりお金の悩みは解決できます。
人は潜在意識を実現しようとする
「潜在意識」とは、普段意識していないが、心の奥底のほうで潜んでいる無意識のことになります。
最近の研究で、何かを強く考えたり思うことで、それが潜在意識のレベルに達すると脳細胞の中にそのイメージが直接作られることがわかりました。
いったんイメージができると、潜在意識はそのイメージを実現にする作業に取りかかります。
それがいいイメージだろうと、悪いイメージだろうと、その種が蒔かれて、いずれその種は根を生やして育っていくことになってしまいます。
人の思いが人生をつくり出す
潜在意識は自分が植え付けたイメージにもとづいて昼も夜も活動しているし、潜在意識はそのイメージに逆らって活動することはないのです。
たとえば、自分はダメ人間でなにをやっても失敗するという強いイメージを持つと、潜在意識は現実で失敗する方向に持っていこうとします。
だからこそ「人生はこんなものだ」と思い込まないことが重要です。
心の中での「思い」が原因となり、「経験」という結果をもたらすことになる。
つまり、経済的に豊かなイメージを潜在意識の中に持ち続けると、お金の心配とは無縁の快適な暮らしをすることができます。
人は予想していることを経験する
これは、人生で起こることは「意識的に願っていること」になります。
必ずしも一致せず、「無意識に予想していること」とぴったり一致するということです。
「こうなったらいいなぁ」と強く願っていることよりも「こうなるだろう」とか「こうなるのではないか」とひそかに予想をしていることを、その先の人生で経験することになるというになります。
つまり、潜在意識のレベルで成功を「予想」することができれば、その後の人生でその成功が実現する可能性は高くなるということになります。
人生で何が欲しいかをはっきりさせる
あなたが一番人生で欲しいものはなにか?
ほとんどの人はこの質問に対していろいろなことがとりとめもなく思い浮かび、結局何が一番欲しいのか?よくわからない状況になってしまいます。
そして、その人生で何が欲しいのかを正確に把握していないというのが大問題になります。
ほとんどの人は人生で何が欲しいのかを知らないまま暮らしているくせに、欲しいものが手に入らないことに不満を感じています。
これは、潜在意識が人生で欲しいものを実現させようと思っても、そもそも何が欲しいのかわからないので、手伝いようがないという状況になります。
人生で欲しいものを手に入れる第一歩は、人生で本当に欲しいものがなにかを見極めることになります。
アファメーションをつくろう
アファメーションとは、自分の望んだことがまるですでに現実になったかのようにすることです。
1つの文で表すことで、これをやる目的はそのイメージを潜在意識に植え付けることになります。
もし、100万円を貯めたいと思うのなら「私○○は100万円貯めることができます」
これを繰り返し繰り返し声に出して言うのが基本になります。
このときに、気をつけなければならないのはアファメーションに「自分の名前をちゃんと入れること」
あと、具体的な方が効果が出やすい。
アファメーションを繰り返そう
実現したいことをアファメーションで文章にしたら、毎日次の3つのことを実行する。
まずは朝起きたらすぐにアファメーションを音読してイメージを浮かべます。
1日のなかのいつでもいいので、実現したいアフェメーションを10回~20回くらい紙に書きます。
寝る前にアファメーションを音読してイメトレをします。
アファメーションで大事なことはとにかく繰り返すことになります。
毎日繰り返し繰り返し、アファメーションを音読したりするkとおで、潜在意識はだんだんと信じ込むようになります。
数週間から数ヶ月にわたって繰り返すと、人間は行動を起こすようになります。
毎月寄付をしよう
ここまでは、「金を引き付ける力」を説明しましたが、
最後に「お金を引き離す力」を最小化する方法を説明します。
自分から喜んで人にお金を与えるということになります。
自らお金を人に与えることによって、お金に対する無用な執着が消え、結果的に人に与えた以上のお金が返ってきます。
具体的には毎月給料が入ったら、すぐ手取りの1~5%を自分が寄付したい団体に寄付をする。
手取り20万円で1%だったら2000円ぐらいになります。
大切なのは「喜んで」寄付をするということだから、不安を感じるようならもっと少額でもかまいません。
自分のためにお金を使った人よりも、他人のためにお金を使った人のほうが幸せを感じるという結果が出ています。
その効果は自分の所得が2倍になったときの幸福度に相当するという驚きの結果になっています。
実際に寄付をすれば、自分の心の変化に気づくはずです。お金に執着すればするほどお金は離れていってしまいます。
まとめ
お金にも運動の法則が当てはまる
人は潜在意識を実現しようとする
人の思いが人生をつくりだす
人は予想していることを経験する
人生で何が欲しいかをはっきりさせる
アファメーションをつくろう
アファメーションを繰り返そう
毎月寄付をしよう