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【クリスティーン・ポラス著】Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である【読書感想文】
長期的なお金持ちや成功者は礼儀正しい人が多いです。
それは無礼なことが損だということです。
無礼な人がもたらす悪影響
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無礼さは周りに伝染する
無礼な人の近くにいる人も無礼な人になることがわかっている
無礼な人と関わると無意識のうちに無礼になってしまいます
無礼だと損害が出る
無礼な態度を目にしただけでも成績は20%も低下する
無礼な人というのは周囲の人間性を下げて会社似損害を出します。
無礼さは健康を害する
ストレスが喫煙や肥満と同じくらい健康に悪いことがわかっています。
そのストレスの大部分が「人間関係」です。
もし無礼な人がいると協力的な人間関係を築くことが
できないからストレスが溜まって体調を崩しやすいです。
無礼な態度は脳に記憶されやすいこともわかっています。
無礼な態度を取るということはシンプルに勉強不足です。
礼儀正しい人のメリット
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礼儀正しいだけでチャンスが増えるし仕事を得やすい
どんだけ仕事ができても無愛想な人とは関わりたくないでしょ。
何かあったときに誘われるのはいつも礼儀正しくて親切な人です。
出世するためには仕事の能力以外にも
「気配り」「優しさ」「思いやり」が必要です。
礼儀正しさと無礼さの違い
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笑顔を絶やさない
礼儀正しくみられたければ「笑顔を絶やさない」ことです。
礼儀正しさを上げる有効な方法として誰かと3メートル以内まで近づいたら目を合わせて微笑みかける。
1.5メートル以内になったら「こんにちは」と声をかけるといいわけです。
逆にいつも不機嫌な顔をして目を合わさずに挨拶もできないと無礼な人だと思われてしまいます。
相手の話を聞く
話すことと聞くことの割合は1:2がベストです。
相手を尊重する
ほんの些細なことにも感謝が言えるのが礼儀正しい人です。
逆に無礼な人は自分よりも下の立場の人に無礼な態度を取ります。
与える人になる
与えることで周囲の人間関係が良くなってみんなで協力ができるからです。
自分の重荷にならない範囲でまずは口に出して日頃の感謝を伝えてみるといいのです。
自分だけの手柄にしない
誰かに協力してもらったときに手柄を独り占めしてはいけません
すべての人が得できるように配慮するべきです。
その礼儀正しさがあればまた協力してもらえます。
無礼な人への対策
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無礼な人が会社の上司だったり会社の同僚でどうしても離れられない場合は
会話を手短にします。
無礼な人と長く話していると無礼さが伝染してイライラしてしまいます。
なので、無駄な会話をしないように要点だけを単刀直入に話します。
そしてできるだけ顔を合わさず仕事をする機会を最低限に減らします。
チャットやメールとかで連絡のやりとりをするのがいいです。
そして重要なポイントは
どんなに無礼な態度を取られても決して我を忘れて
言い返してはいけないということです。
そんなことをすれば相手のレベルまで自分を落とすことになります。
とにかく淡々と仕事だけのドライな関係に徹する
決して深入りしてはいけないのです。