【泉正人著】「パラレルインカム」のはじめ方【読んだまとめ】
この本は「2本のお金のなる木を持つ方法」を教えてくれます。
1本は働いて得る労働所得、もう1本が自分のお金を働かせて収入を得る資産所得です。
お金のなる木を2本持つ
パラレルインカムとは、直訳すると「収入の複線化」ということです。
会社からもらう給料が1本の収入の線、もう1本が他にも収入を得る線ということです。
ただし、昼間は会社で働いて、夜はアルバイトとかいう方法ではありません。
働かなくても自動かつ定期的に得られる「資産所得」を手に入れるという意味です。
まずは労働所得を増やす
労働所得を増やす要素は大きく、「市場」と「自分」にわけることができます。
市場を意識する
パラレルいなむを実現するために労働所得を増やす
ということを考えるのであれば、市場の違いを理解したうえで
転職・独立・起業の方法などを探っていくことが重要になります。
市場規模が小さい業界だと、いくら頑張っても給与が上がりにくいということです。
また、競争相手が少なく専門性や希少性が高い職種の場合市場規模にかかわらず、高い所得得やすいということも覚えておきましょう。
自分のスキルを活用する
自分という要素は「スキル」と「コンピテンシー」の掛け合わせになります。
コンピテンシーとは、数値化しにくい特性です。
「コミュニケーション能力」「誠実さ」「ムードメーカー」などがこれにあたります。
これら2つを使って、労働所得が上がるというのなら、それをどうやって手に入れ活用していくかを考えていくとよいです。
その後は、自分が効率よく活躍できる場所で、ひたすら働いて労働所得を増やしていくだけです。
支出をコントロールする
資産を増やす第1歩はまずは支出をコントロールすることです。
支出をコントロールする目的は2つあります。
資産を増やす速度が上がるから
経済的自由のハードルが下がる効果があるから
毎月の生活費自体が減ることで
資産収入が生活に必要な支出を上回る状態
経済的自由を達成しやすくなります。
まずは「ライフスタイル・インフレーション」という言葉を覚えておきます。
これは、自分の生活が上がるにつれて生活レベルが上がり、支出が増えていくということです。
人は、収入の額全てを使い切ってしまう習性があります。
だからこそ「余ったら貯める」のではなく
先に貯める仕組みを作ってしまう。ということです。
消費と浪費を分けて考え無駄な出費を減らす。ことを意識する。
PDCDメソッドで資産を増やす
P・・・PLAN「計画」現状を把握し目標を決める
E・・・EXPERIENCE「経験」得意分野が見つかるまで学びと実践を積み重ねる
C・・・CONCENTRATION「集中」得意分野に集中投資する
D・・・DIVERSIFICATIION「分散」お金が増えたら分散投資する
Pで現状の資産を把握、Eでいろんな投資に挑戦して経験を積み、Cで自分の得意な分野に集中投資、Dで資産を分散させて安定させる。
投資の世界で上位20%が利益を出し、残り80%が損をしていると言われている。
不動産投資で資産所得をつくる
インカムゲインで有効的なのが不動産投資になります。
不動産投資というのは人に貸すための投資用物件を購入して、それを人に貸して家賃収入を得るということです。
パラレルインカムでゴールを目指す
本当のゴールは
資産からの安定した収入を土台にして、自分がやりたいことを実現しながら生きていくことです。
だからこそ、経済的、時間的自由を手に入れたらなにをやりたいのかをしっかり考えておくことです。