23卒就活:複数内定が必ずしも正義でないと感じた理由
複数内定は良いのではないの?
と疑問に感じる人がほとんどだと思います。
実際、就活の成功を表す目印として複数内定を挙げる人も多いのではないでしょうか。
私も現在23卒生で、バリバリ就活中ですが、ある本を読んだ時にこれらの考え方には大きな落とし穴があると気付きました。
この記事では2つの落とし穴について紹介します。記事をご覧の皆さんは落とし穴にはまっていないか確認してみてくださいね!
①:最終的に行くのは1社ということ
二人の就活生を想像してみてください。A君は10社も内定を貰ったが、第一志望の企業には落ちた。B君は1社しか内定を貰えなかったが、第一志望の企業に受かった。
A君の場合は選択できる企業数は多いですが、第二志望以下から自分が入社する企業を選択しなければなりません。B君は選択肢は1社しかないですが、第一志望に受かっているため納得した就職活動が出来たと言えると思います。
この話はかなり極論ですが、自分が本当に行きたい企業から1社でも内定が貰えたら就職活動は成功なのではないでしょうか。内定至上主義に陥っていないか、自分に問いかけてみてください!
②:「多くの企業から内定をもらう=会社での活躍」を意味しない
複数内定を貰ったとしても内定を貰う事だけ考えていると、働いた時の「働く人」「社風」「働き方」などを考慮できない可能性があります。転職を前提に入社したとしても数年も自分と合わない環境で働くことはつらいですよね。
月曜日から金曜日まで8時間働くとして、一日の1/3の時間を楽しく過ごせたら人生をより満足して過ごすことができると思います。内定の「数」ではなく、会社に入ってからの「働く姿」が想像できるかも1つの指標にしてみたらいかがでしょうか。
複数内定は正義でないとなぜ気づくことが出来たか
私はある本を読んだことで複数内定が正義でないことに気付きました。
武藤孝幸さんの『史上最強の内定獲得術』という本です。
自己分析・ES・面接など就活全般のことが載っているため非常にためになる本だと思います。
今回の複数内定が正義ではない事について、この本では「第8章:50社落ちても最後の1社が受かれば同じこと」で紹介されており、非常に参考になりました。
就活で何かしらの悩みを抱えている方は読んでみることをお勧めします!
まとめ
複数内定は正義でない理由は
①最終的に行くのは1社
②「=会社での活躍」ではない
の2つです。
1つ目について、最終的に行くのは1社です。
自分が行きたい企業はどこなのか、自己分析やOB訪問などを通じて理解を深め第一志望を優先とした就職活動をオススメします。
2つ目について、内定をゴールにするのではなく、会社での活躍をゴールとしてその姿を想像できるかも考えながら就職活動を行えると良いのではないかと思います。
就職活動の解禁まで1カ月をきりましたね!頑張っていきましょう!