大学教員公募戦士:基幹教員制度が闇すぎる
いつのまにか基幹教員制度がスタートします(しました)。
この制度が与える公募戦士への影響は、案外大きいと思っています。
基幹教員制度とはなにか
もともと「専任教員」という縛りがありました。これまでの専任教員は、「基幹教員」と「基幹教員ではない教員」に分けられることとなります。
で、基幹教員なのですが、その組織で教育的に大切な科目8単位を担当し、組織運営の会議に出席することが求められています。
もしかして働かせ放題制度?
専任教員は「専任」として動きようがなかったのですが、基幹教員は「8単位分講義担当」「会議出席」のタスクさえこなせば、組織構成員となれてしまうわけです。
つまり、これまでのポスト数を減らして、基幹教員制度を使えば組織としてはなんとかなってしまうということを意味します。
制度としては、複数の大学で基幹教員になるということも可能になります。
大学の統廃合を見据えている?
ではなぜこのような厄介な仕組みを導入するのかと申しますと、実務家教員の配置など、教育・研究に携わる者の柔軟性を向上させるなどなど表向きのメリットはあると思います。
しかし退役軍人会には、ただでさえ予算がつけてもらえなくなっている大学に対して、教員の合理化を進めるための仕掛けのような気がしてならないのです。
合理化という名のもとに、馬車馬を超えるタスクをこなさなければならない未来しか見えず、めまいがしています。すでに馬車馬のように働いているのです……
(ここからは投げ銭用の短文です)
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