大学教員公募戦士:第一の波が落ち着く頃
年度初めより数多く見られた公募情報も、そろそろ一息つく頃です。しかし絶対あきらめないでください。
第一の波で決まったポストへ移る人の席が、空く場合がある
夏休み頃、よその大学に移ることが分かった大学・学部・学科・研究室などなどは、もちろんそのまま人が減ってもいいや、という判断をする場合もあります。しかし、大学には設置基準があります。
分野によって、専任教員数が決まっているのです。例えば、学士(A学)を出す学部ならば、専任教員はn人、学士(B学)ならm人などです。この辺りが潰れそうなのにも関わらず、公募がでてしまう理由の一つかもしれません。
専任教員??
文科省も考えたもので、今後は専任教員という単語は無くなっていくようです。今度は「基幹教員」という呼び方に変更となるようです。
これまで、専任の教員を大学など組織にはりつけておかなければ、基準協会などなどから意見が付いたものですが、なんと所属外でもそこそこの単位数の科目を担当している場合、これまでの専任教員と同じ扱いにするという仕組みです。
なるほど、無理やり流動化ですか。。。
基幹教員の単位負担数を調べると、6コマと案外大きいものです。ということは、例えば3コマ+3コマの掛け持ちでは、基幹教員になれない=常勤教員ではないという扱いを受ける可能性があるということです。
10年雇用問題もありますし、本当に恐ろしいものです。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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