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大学教員公募戦士:2023年はじめの公募ウェーブ

4月頃から急に公募がかかることが増えたのではないかと感じる方も多いのではないかと思います。事実、3月と比べますと桁違いとは言い過ぎかもしれませんが、多くのポストから公募が出るようになりました。

夏くらいまでの公募

夏休み頃までに締め切りを迎える公募の多くは、計画人事と言っても良いでしょう。来年度退職が決まっている先生のポストを補う場合もありますし、学部学科新設や改組に伴うこともあります。

ですので、そこそこ実力がある先生は、この夏までにうまく内々定(内定とはあえて言いません)をいただくことができると思います。

実力とは?

研究業績の場合もありますし、教育実績の場合もあります。また、社会的な活動が実力として評価されることもあるでしょう。

何度も申し上げますとおり、公募の数だけ採用基準はあります。
公募が出ているポストで必要となる「実力」を分析するのも、公募戦士の仕事の一つでしょう。

任期付き助教やポスドクの公募であれば、どのような予算(ファンド)で採用が見込まれるのかや、研究室のボスはおおよそ推し測ることができるはずです。

一方、近年経営系によくみられる実務経験者を求めている場合は、「実務経験」、つまり企業でのそれなりの経験が必要となることは言わずもがなです。
単に会社勤めしていました、では実務経験の優劣での採用理由になりにくいわけで、どのような仕事をどのようにやったのかは最低でも表現し、しかも論文が書ける能力(=研究もできる)も必要だと思われます。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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