大学教員公募戦士:2023年シーズンは終わらない?
そろそろ11月。2023年シーズンも終わりに近づいているはずなのですが、今年はどうもそうではないようで、公募の数だけはなかなか途切れることがありません。
このシーズンの公募
夏休みあたりに面接が終わり、秋口に内定が出たポストがある一方、おかげで発生する穴埋め人事もまた生まれます。大学の戦略的な人事ではなく、特に資格に関するポストや、学部や学科、研究科を維持するために必要な人数確保のためのポストは急を要します。
したがって条件がもしかしたら悪いかもしれませんが、まだ2023年シーズンでの公募を諦めてはいけないと思っています。
良いポストも混ざっている
JREC-INが閲覧しにくくなったこともあり、取りこぼしがあるかもしれません。毎日送られてくるメールサービスのほか、分野をちょっと変えるなど、毎日の検索を怠らないと、なぜこの時期に! と思うポストが出ている場合があります。
2025・2026年度の新設大学・学部・学科など
新設系のポストは時期に関係なくJREC-INにでてくるような気がしています。かつて書きましたとおり、新設の場合、文科省に「その先生が新設する大学・学部・学科に適しているか」を審査してもらう必要があります。
となると、ガチ公募での人員確保はとてつもなくリスキーですので、一本釣り人事やデキ公募になる場合もあるでしょう。実際、退役軍人会も今年一本釣りの対象者となり、とあるところより連絡を頂きました。
しかしながら、全員一本釣りできるのかといえば、それこそ無理があり、やはり広く公募からポストを埋めなければならないという事情もあります。
とにかく諦めない
任期切れの年の年末年始は生きた心地がしません。世の中の空気と自分自身の感情にすさまじいいギャップが開いてしまい、よくないことしか頭に浮かばなくなってしまいます。
それでもあきらめず書類を出し続けてほしいのです。退役軍人会は2月に内定が出たこともあります。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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