【6限目】ブラック霞が関は飛鳥時代から?(十七条の憲法/聖徳太子)
まえおき 以前、鴨長明の『方丈記』を取り上げた。だれもがその名前は聞いたことはあるものの、その中身を良く押さえていないものを知っているということは、その理解の深浅を問わず、アドバンテージをとれるのでおススメである。そういった観点で、本日取り上げるのは、そう、『十七条の憲法』である。これまでと異なり、本を取り上げるということではないのだが、しっかり十七条を読み切ったことのある方は少ないと思うし、日本史が苦手な人でも、聖徳太子とセットで覚えている言葉ではないかと思い、今回取り扱