2/20 「その無気力な人生は、だれかに分け与えることで抜け出すことができる。」
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大抵のしんどさというのは、無気力感から生まれてくる。
こないだ奢りにきた東大生のはなしが非常に示唆的だった。
「上京してから、ずっと無気力なんです」
「へぇ。よくある話だね。」
「東大に入ったら、もっとずっと燃えられると思ってた」
「誤解だったんだ？」
「わたしが燃えていられたのは、たぶん同級生たちのおかげだった」
「あなたは熱源ではなかったんだ。」
「そう。わたしは偶然、ちかくで松明を持っていただけだった。」
彼女がそう言ったとき、なんとなく違和感があったのだけれど、そのときはうまく言葉にできなかった。
そして今、あらためて気づいたことがある。
読者の声…
感想とんでくる世界線おもろい
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