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『Acaia Pearl』を徹底レビュー / 最高のドリップコーヒースケール

僕がメインで使っているコーヒースケールは、Acaia Pearl。

何年もHARIOのコーヒースケールを使い続け、そちらもとても気に入っているのだが、ずっとほしかったAcaiaのコーヒースケールを購入して以来、使うのが楽しみでしょうがない。

今回の記事では、僕が愛用しているAcaia Pearl 2021年モデルについてレビューしようと思う。


Acaiaとは

Acaiaはコーヒー機器のブランドで、一般消費者用というよりもむしろプロ向けのコーヒースケールやビーンドーザーなどを販売している。

特にコーヒースケールはその圧倒的な性能の高さから有名だ。工業用の秤を搭載しており精密な重量測定ができるため、プロの大会などでも使用されていることが多い。
ただハイクオリティでプロユースな分、一つ一つのプロダクトの値段も飛び抜けて高いことでも有名だ。

Pearl

コーヒースケールはAcaiaから何種類か出ている。

一つ目が僕が愛用しているPearl。後ほど詳しく紹介するが、Pearlはプアオーバーコーヒーを作るためのコーヒースケールだ。
僕はプアオーバーコーヒー用のスケールをちょうど欲しかったので、Pearlを購入した。

Pearl Model S

ref. acaia.co

二つ目がPearl Model Sというモデルで、そちらもプアオーバーコーヒー用

見た目や基本的な性能はこのPearlとほぼ一緒だが、それに加えて専用のアプリと連携してレシピを作ったりすることができるモデルだ。その分、Pearlよりも少し価格が高い。
個人的にはアプリと連携できる機能は使わなくなりそうだったことと、Pearl Model Sは充電端子がMicro USBであり、PearlのようにUSB-Cに対応していなかったので購入の候補には上がらなかった。

またPearl Model Sは3kgまで計測ができ、Pearlは2kgまでしか重量の計測ができない。そのため秤としての性能はPearl Sの方が上だと思うが、2kgまで量ることができれば家庭でコーヒーを作るには十分なので、それもPearl Model Sを選ばなかった理由だ。

Lunar

ref. acaia.co

三つ目がLunarというエスプレッソ用のスケールだ。

LunarはPearlよりもコンパクトなスケールで、プロダクトとして非常に興味があるが、最近は値上がりしさらに購入のハードルが高くなったようだ。
僕はマニュアル式のエスプレッソマシンを使っているので、そもそも重さや流量を正確に管理してもあまり意味がないかなと思い、購入はまだ今のところはしていない。

Pyxis

ref. acaia.co

四つ目にPyxisというスケールも展開されている。

Pyxisは旅行に持ち運びできるぐらい小さなスケールだ。
スケールを旅行に持っていく機会もそんなに多くないので今のところは買う予定はないが、プロダクトとしてはとても興味がある。

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