14チームを追うには、目の数が足りなかった〜第8週振り返り
今週は14チームも遠征していることもあって、大会も試合も多く、情報収集もなかなか大変でしたが、カーリングという競技の奥の深さを勉強させてもらっているような気にもなりました。その中で、12チームが予選通過したのは、素晴らしいことだと思う一方で、もう1、2チーム決勝で見たかったという気はしています。前置きはこのぐらいにして、第8週のプレビューとだいたい同じ順番で振り返っていきます。
男女とも🇨🇦カナダ勢が優勝したKWフォール・クラシック
男子ではSC軽井沢が準優勝、KiTがベスト8/女子では中部電力がベスト4
トリプルノックアウト方式の男子(SFM3.0)では、🇯🇵SC軽井沢が3連勝でAイベント通過。一方、🇯🇵KiTカーリングクラブは、🇨🇦エッピングや🇨🇦キーンといった地元オンタリオ州のチームに連敗するも、Cイベントでなんとか通過。プレーオフでは、どこと当たるかな…と思ったら、日本勢同士の対戦でした。Aイベント通過チームとCイベント通過チームが当たるのは、普通のことではありますが、決勝で見たかったなぁ…。KiTカーリングクラブのYouTubeチャンネルでそのうちアーカイブが見られるかと思いますが、結果はSC軽井沢が終始リードする展開から7−6で勝利。その後、SC軽井沢は、地元の若手有望株🇨🇦キングにも今大会2度目の勝利を飾り、決勝に進みますが、準優勝となりました。
4チームずつ4組に分けられた女子(SFM3.5)では、全勝チームがなく、3勝1敗の🇨🇦中部電力が予選を首位通過(石郷岡さんのインスタストーリーによれば)しましたが、ランキング上位のアジア勢がプレーオフで片方の山に固まることになり、準決勝で最終エンド5-3から🇰🇷キム・ウンジョンに5-6で逆転負けを喫し、ベスト4となりました。(チーム🇰🇷キム・ウンジョンのインスタライブで観戦できた人もいたようです。)
男子優勝は🇨🇦エッピング、女子優勝は🇨🇦ロゾン
男子決勝でエクストラエンドまで粘る🇯🇵SC軽井沢男子を最後に破ったのは、🇨🇦エッピングでした。J.エッピング選手は、スキップとしての勝利を含め、グランドスラム優勝4回と名の知れた選手ですが、男子カナダ選手権からは3年間遠ざかっています。今年は、ホーガン兄弟(🇨🇦ホーマンのサードであるT.フルーリー選手の弟)のチームに加わることで、北オンタリオ登録(注:オンタリオ州だけ、カナダ選手権に州から2チーム出場する)となりましたが、再びあの大舞台に戻りたいという気持ちは強いでしょう。
一方で、女子で優勝した🇨🇦ロゾンというチームは、今年から新たに結成されたチームで、私も最近まで知らなかったのですが、2週間前の大会「Stu Sells オークヴィル」(SFM6.0)で🇰🇷ハ・スンヨン、🏴ヘンダーソン、🇨🇭ヒューリマンなどに勝ち、Bイベント決勝まで残っていた(結果は予選敗退)ので、当たると不気味な地元のチームだと思っていました。この大会も2連敗スタートでしたが、なんとか予選を通過すると、ランキング上位勢のいない方のプレーオフの山に入った幸運もありますが、最後は世界ランキング6位の🇰🇷キム・ウンジョンに勝って、見事に優勝を決めました。
私たちを忘れないでよ!と言われた気がしたMother Clubフォール・クラシック
日本勢はSC軽井沢女子が優勝、札幌国際大がベスト4、ロコ・ソラーレがベスト8
女子(SFM4.0)では、予選から🇯🇵ロコ・ソラーレと🇯🇵SC軽井沢女子が4連勝、🇯🇵札幌国際大(三浦)も大会トップシードの🇨🇦キャリーに負けただけの3勝1敗で、3チームそろって予選を通過しました。どのチームが最後まで残るのかと思って見ていましたが、最初に敗退したのは🇯🇵ロコ・ソラーレでした。🇺🇸ストラウスとの準々決勝は、後半少しずつショットがズレてきたような印象でした。第6エンド・第7エンドと後攻ラストロックが決まらず、先攻同点で迎えた最終第8エンドに至っては、スチールの期待すら難しいようなエンドになってしまいました。“ロコ・ソラーレでもここまで崩れることがあるんだなぁ”と思ってしまうような内容で、5連戦の疲れもあったんだろうと思いますが、一度しっかりと休んでもらえればと思います。
一方、🇯🇵SC軽井沢女子は、そのまま7連勝で見事に優勝。準々決勝では、経験が最も少ない🇨🇦テリックを相手に不安の残る出来に見えましたが、決勝の🇨🇦マカーヴィル戦では、相手の方が先にミスをしてくれるような展開になって、あとは、自分たちのショットを決めていけば良い試合になりました。3人チームで1日3試合目の相手ではありましたが、パフォーマンスで上回っていたのは🇯🇵SC軽井沢女子だったでしょう。今大会の🇯🇵SC軽井沢女子は、金井選手がリード/バイスを務め、上野結生選手がサードを投げていました。他のチームにも思うことですが、最近はリードでも投げるショットの種類が増えていますし、同じようにショットの種類が多いなら、強いウェイトが投げられる選手をサードに置きたい気もするので、そう考えると、この配置変更は良い変更な気がしています。
ただ、今週の🇯🇵SC軽井沢女子は、結果的にあまり強い相手と対戦できなかった気はしています。対戦相手の中で世界ランキング最上位の🇺🇸ストラウスは、4人が平均的に上手で穴の少ないチームだと思いますし、今季から年上のS.アンダーソン選手が加入して、前よりもメンタル的に落ち着いて戦えるようになったとは思いますが、試合巧者ぶりとか、フォースの選手の切れ味とか、チームワークとかでは、少し物足りなさを感じています。PCCCでベスト4を争うチームにはそういう強さや怖さがあると思うので、次の「ツアー・チャレンジ Tier 2」以降、良い準備になる相手と対戦できると良いですね。
🇯🇵札幌国際大チーム三浦の試合は、vs🇨🇦キャリー 戦しか見ていないのですが、相手の巧みな試合術にやられた感がありました。相手もミスは少なくなかったですが、90点のショットは投げられなくても、ほとんどが60点以上のショットになるような感じがして、ミスの許容範囲を理解しているという意味での賢さを感じました。この試合は、第5エンドのスチールで逆転され、負けてしまいましたが、その後、PCCC代表でもある🇺🇸ピーターソンに勝つなど、良い経験になった気がします。敦賀選手は今後もセカンドなんですかね?
日本ペア対決はおあずけとなったMDスーパーシリーズ 第1戦@カルガリー
小穴/青木、松村/谷田はともにベスト4
🇪🇪エストニアから転戦してきた🇯🇵小穴/青木と、遠征初戦となる🇯🇵松村/谷田が参加したMDスーパーシリーズ第1戦@カルガリー(SFM推定6.0)。予選はそれぞれ6勝1敗の好成績を収め、松村/谷田は全体1位通過で準決勝進出。小穴/青木も全体3位通過で準々決勝に勝って、準決勝進出。準決勝の組み合わせは、🇯🇵松村/谷田vs🇨🇦ウォーカー/マイヤーズ、🇯🇵小穴/青木vs🇪🇪カルドベー/リルでしたが、この4組がベスト4に残っただけで、“MDスーパーシリーズらしい顔ぶれが残ったなぁ”と思った人は、きっと私だけじゃなかったでしょう。
🇯🇵小穴/青木の試合は自主配信してくれていたので、準決勝を見させてもらいましたが、特に4エンド以降の🇪🇪カルドベー/リルのショットの決まり方がえげつなかったなぁという印象でした。相手パワープレーへの対処も、1投目でコーナーガードをセンターガードにウィックする所から完璧な感じに見えて、1人で勝手に驚いていました。第4エンドラストロックの速いランバックなんかは、さすがに青木選手という感じでしたが、第6エンドの最後なんかも、知識豊富な小穴選手とクリエイティビティにあふれる青木選手が考えても“投げられるショットがない”みたいな状況だったのは、相手をほめた方が良さそうでした。
🇯🇵松村/谷田の試合は配信されませんでしたが、準決勝の最終エンドに4点取って追いついて、エクストラエンドに持ち込んだあたりは、タダじゃ負けない強さを見た気がします。それでも、最後は相手に後攻1点を取られ、決勝のカードは🇪🇪カルドベー/リル vs 🇨🇦ウォーカー/マイヤーズとなりました。決勝の試合展開は、リードするチームがどんどん変わるような、見ていて面白い試合だったようですが、優勝は🇪🇪カルドベー/リルとなりました。
今季で3年目となったMDミックスシリーズですが、ここまで13大会行われてきた中で、この2組のペアの成績は対照的です。🇪🇪カルドベー/リルは、初年度から毎年優勝しており、今回が4回目の決勝で4勝目。一方で、カナダで最もMDを盛り上げているペアの1つであろう🇨🇦ウォーカー/マイヤーズですが、決勝は5回出場して0勝5敗とまだ優勝がなく、なぜか手が届きません。今年はカナダ協会主催の大会を優先するため、次のMDスーパーシリーズ出場は来年1月末のようですが、その頃には🇨🇦カナダの五輪代表になっているかどうか…。
🇨🇦カナダの底力を感じたアルバータ・カーリングシリーズ・メジャー女子
北海道銀行とフォルティウスがベスト8、ロコ・ステラは予選敗退
トリプルノックアウト方式だったこの大会(SFM3.5)でしたが、準決勝進出となるAイベント通過は🇰🇷キム・ウンジと🇨🇳ワン・ルイに譲る形となり、🇯🇵北海道銀行はBイベント通過。Cイベントに回った🇯🇵フォルティウスと🇯🇵ロコ・ステラでしたが、予選通過となったのは🇯🇵フォルティウスだけでした。準々決勝での日本チーム対決は避けられ、🇯🇵北海道銀行vs🇨🇦スターメイ、🇯🇵フォルティウスvs🇨🇦キャメロンという対戦になりましたが、日本のチームは惜しくも共に準々決勝敗退となりました。日本の両チームが勝っていれば、準決勝にはアジアの4チームが残る形でしたが、カナダの実力者2チームがそれを許してはくれませんでした。
🇯🇵北海道銀行vs🇨🇦スターメイは、試合の中盤過ぎまで、後攻で点を取り合う接戦でしたが、最後2エンドはフォースのところで投げ負けた感じで、大事なところで相手の良さが出てしまった感じでした。🇯🇵フォルティウスvs🇨🇦キャメロンは、スチールこそ許さないものの、ゲーム回しの上手さとビックエンド1回で、フォルティウスが追いかける展開になりました。最後チャンスがありそうでしたが、うまく終わらせられてしまいました。フォルティウスの試合は他の試合も見たのですが、テイクアウト系のショットでは難しいショットも決まっており、期待を抱かせる一方で、ミスになっているのがだいたいドロー系のショットだった感じはしました。あと、Bイベント決勝 vs🇨🇦スターメイの第2エンドは、ラストロックで相手をフォースする方を選んだのですが、スチールを狙って欲しかったなぁと思いました。ドロー系に苦労していたからかもしれませんが、失点を避けるのもフォルティウスらしいとは思いつつも、1点スチールの2-0から追い付かせない先行逃げ切りを決めるのも“フォルティウスらしい勝ちパターンの1つ”だと思っている身としては、相手が強くなるほど“勝ちパターンの入口”は少なくなるので、ここで狙っていたらどうなったかな…とは思いました。
(ロコ・ステラの試合は見る余裕がなかったです。ごめんなさい。)
ツアー・チャレンジが楽しみになった🇰🇷キム・ウンジ・🇨🇦スターメイ・🇨🇦キャメロン
優勝は4連勝と最少の試合数で頂点まで登った🇰🇷キム・ウンジでした。勝ったとはいえ、予選3位通過だった韓国選手権以来、予選は必ず通過しつつも去年ほどの圧倒的な力は見せられていない印象でした。ここから調子を上げて、昨季のようにグランドスラムの優勝争いに絡むようになるのかは、2週間後のグランドスラム初戦「ツアー・チャレンジ」でお手並み拝見という感じでしょう。
日本のチームを相手に2勝0敗だった🇰🇷キム・ウンジに加えて、今大会ではそれぞれ2勝1敗だった🇨🇦スターメイと🇨🇦キャメロンも、グランドスラムでの動向が楽しみになります。Tier 1に出場する🇨🇦スターメイは、昨年のカナディアン・オープンにも出場していますが、あの時は世界ランキング22位で、🇮🇹コンスタンティーニの突然の辞退を受けての“棚ぼた”的出場でしたが、今回は自力で第14シードを勝ち取っての出場です。昨年加入したセカンドのD.ホーズ選手が活躍している印象があります。一方で、今大会準優勝だった🇨🇦キャメロンは、Tier2の第1シードで、日本の4チームと優勝を争う立場になります。セカンドが新しくなって1年目ですが、グランドスラムに返り咲くために今回のTier 2を踏み台にしたいのは、日本の各チームと同じです。
ランキング以上に強豪が集まった感じのATBオコトクス・クラシック
TM軽井沢とロコ・ドラーゴがベスト8、コンサドーレは日本チーム対決に負けて予選敗退
この大会(SFM5.5)もトリプルノックアウト方式でしたが、強豪が多く集まった大会という印象が強かったです。世界トップ5はいなくても、世界ランキング20位だったTM軽井沢が、大会出場チームで7番目だったと言えば、強いチームが多かったこともわかるでしょう。日本の3チームは初日の2戦目でいずれも強豪に敗れ、BイベントやCイベントでの戦いが続きました。3戦目も負けて、いち早くCイベントまで落ちてしまった🇯🇵TM軽井沢は、そこから🇨🇦クーイーを含む怒涛の4連勝を決めて、予選を通過しました。
🇯🇵コンサドーレと🇯🇵ロコ・ドラーゴはCイベント準決勝で対戦することになってしまい、結果はロコ・ドラーゴの勝利。第5エンドにコンサドーレのラストロックでヒットステイが決まらず、展開も得点差もロコ・ドラーゴに有利になりました。ただ、両チームの良さはその後も出ていた感じで、ロコ・ドラーゴは、コンシードに持ち込むまでは行かずも、第7エンドは3点以上も見える展開でした。一方のコンサドーレも、一度は同点まで来ましたし、最後も決まれば逆転勝利まで見える状況を作ってのラストロックでした。コンサドーレは、“日本代表が一番最初に敗退した”という形にはなりますが、🇨🇦クーイーや世界選手権で対戦した🇳🇱ホスフンスとも試合ができましたし、それが今後の糧になることを願っています。
最終的には、🇨🇦マキューウェンが優勝、🇺🇸シュスターが準優勝となりました。それぞれの国内の状況で言えば、🇨🇦マキューウェンや今季初戦🇨🇦ジェイコブスは、男子カナダ選手権の出場権も持っているし、今回も予選は通過していますが、🇨🇦クーイーは昨年中から調子があがってきません(大会後、メンバー変更を発表)。🇺🇸シュスターも、今まではPCCCに縁がなかったですが、今年は🇺🇸ドロプキンからその座を奪い、今回の大会でも直接対決となった準決勝で勝っています。国内でも争いも、今後さらに熱を帯びてくるでしょう。
その他の大会
🇨🇭ウィメンズ・マスターズ・バーゼル(SFM5.0)
優勝が🇨🇭ティリンツォーニ、準優勝が🇸🇪ハッセルボリと、強いチームが強さを見せた結果と言えそうです。🇸🇪ヴラノーは準々決勝で🇸🇪ハッセルボリに負けて、ベスト8止まり。世界選手権代表がどうこうというよりは、一度自信を取り戻す必要がありそう。🏴ヘンダーソンがベスト4に入り、45位で始まった今季の世界ランキングが、34位まで上がってきました。
🇸🇪マッドタウン・トロフィー(SFM2.5)
優勝は🏴ブライス、準優勝は地元スウェーデンの🇸🇪ニーマンとなりました。“欧州開幕3連戦”(SFM5.0〜7.0)では一度も予選通過できなかったブライスですが、少しレベルの低いこの大会では、違いを見せた格好です。
🇨🇦カナダ各地で行われたミックスダブルスの大会
今週は東部のケベック州や西部のブリティッシュ・コロンビア州でもMDの大会が行われていました。ケベック州の大会の優勝ペアは、ニューファンドランド=ラブラドール州の🇨🇦J.ワイズマン/G.スミス ペア。ブリティッシュコロンビア州の優勝ペアは、🇨🇦地元ビクトリアのM.ハリス/C.チェスター ペアでした。
🇰🇷第2回大韓体育会会長杯 一般の部
男子は韓国代表の🇰🇷イ・ジェボム(ウイソン郡庁)が、冬季ユニバーシティゲームズ代表決定戦に続いて優勝し、韓国代表の面目を保ちました。女子は🇰🇷パク・ユビン(ソウル市役所)が冬季ユニバーシティゲームズ代表のカン・ボベ(チョンブク道庁)を決勝で下して、優勝しました。
グランドスラム出場権争い
女子
2週間後のランキングを考える上では、3つのポイントに注目しています。
1.PointsBet インビテーショナルに出場できるか?
第9週はカナダでの大会が少ないので、カナダの上位チームだけが招待制で出場できる「PointsBet インビテーショナル」に出られないチームは、「ツアー・チャレンジ」でポイントを伸ばすしかありません。ただし、この大会は予選通過扱いになるのが16チーム中4チームだけなので、ポイントを伸ばせるチームが少ない大会でもあります。
2. ツアー・チャレンジは、Tier 1に出場か、Tier 2に出場か?
Tier 1(普段のグランドスラムと同じ上位16チーム)に出場する場合、予選通過すれば30pと大きなポイントが入りますが、予選通過できないと多くて7.5pなので、対戦相手の強さも考えると、ポイントを伸ばしづらい状況です。
3. Tier 2のSFMは5.5なのか、6.0なのか?
ベスト4での獲得ポイントは、SFMが5.5の場合には23.375pですが、SFMが6.0だと25.5pになります。現時点で、🇯🇵北海道銀行・🇯🇵中部電力と、🇯🇵フォルティウス・🇨🇦スカーリク・🇨🇦キャメロンの差を考えると、SFMが5.5だとベスト4では追いつきません。Tier1出場の🇺🇸ピーターソン、🇺🇸ストラウス、🇨🇦スターメイが、第8週の大会で世界ランキング(上の表ではなく)で順位を上げたことで、Tier2参加チームの第10週のランキングが下がり、SFMが6.0に届かず、5.5になりそうです。その分、北海道銀行や中部電力が出場する可能性が上がったと言えます。
男子
男子の方は、第5週あたりから、その週に好成績を残したチームが出場をほぼ確定して、出場権争いから抜けていっていますが、今週抜け出したのは🇺🇸シュスターでした。選手を放出するという荒療治を選んだ🇨🇦クーイーの成績は良くなるのかが気になるところですが、ツアー・チャレンジで1勝でもすれば、現時点での🏴クレイクのポイントは超えるので、Tier 1で予選通過しないと出場が危ぶまれるのは🏴クレイクの方でしょう。🇺🇸ドロプキンや🏴ブライスも、Tier 1の予選通過が必須という意味では同じです。🇯🇵TM軽井沢以下のチームは、Tier 2での優勝が必要になります。