クズであるほどクズでない
今回は読み終えたら少しでも心残りになるようなことを書ければな、と。
まあ前回のガキの話もモヤッと印象に残る文だと思うけど。別に洗脳しようと思って書いてるわけでもないし、あくまでも自分語り。でも、そんな他人の経験・自分語りを読んでいるうちに気づいたら自分の中にスーッととこけこんでいくような感覚になってもらえればなと。
先に言っときますが今から書くことはほとんどがどうでもよいことで重要なことはほんの少しだけ。 、、、というのはあくまでも僕の感覚であって自分に必要なエッセンスは拾っててください。前置き長くなりました。では。
ガキの話から今回はかなり飛躍して大学1年からの約二年間やってきた営業職の話。個別指導塾のソリューソン営業です。ざっくりと言うと①入塾を検討してるご家庭とお話したり、②入塾の契約手続きしたり、③通塾生とその親御さんと季節講習や進路の面談したり。なんかやってうちにどんどん業務が増えていったんですけどね。
んで、どこにフォーカスするかと言うともちろん①と③。営業のとこですね。
話すことがつきもの。面談だからもちろん顔も合わせるし。営業のノウハウやコツなんてのはやっていくうちに気づくことだし、人から学んだこともある。経験しないと解らないことだってある。
そのノウハウだったりコツってのは興味のある人が聴いてなんぼだろうし、そもそも書くのが面倒な上にそこまでお人好しではないのでここでは書きません。またの機会もしくはお金取ります(お金は冗談です)。
何通りか内容がある中でも比較的僕がよく話していたことをかいつまんで書きます。興味ない人は読むのやめてもらって結構です。ほぼ自己満足なんで。
親切なクズ
入塾しようと考えてるところと言うのは想像がつくように動機がパターン化される。「学習環境」「成績降下」「それなりにできるが保険として対策」大抵はこんなところだ。
動機は大体予想できているがあえてめちゃめちゃ話を聞く。ヒアリングと言うやつだ。全部吐き出してもらう。弱いところも自分の口から言ってもらえるように。搾り取れるだけ搾り取る。これはニーズの明確化と双方の再確認のためでもあるが。
そう、ものすごく親切なやつを演じる。同調もする。
しかし、その直後にはきれいごと抜きの現実を突きつけ、一気に落とす。突き放す。
そして、それを打開するための希望の光をみせる。この落差が相手を固執させる。「ここが、この人が必要だ」と。
結局、ノウハウ的なことを書いてしまった。もうやめる。
まあそんな感じで面談をしていったのだが、これをよく聞かないだろうか?
「やることが多すぎて何からやってよいのかわからない」
別に塾に話をし来られる方に限ったことではなく、今の僕たちでも思うことがあるだろう。
そんなときは、必ず以下の話をする。
確かに「やること」は無数にあるし、挙げたらキリがない。だけど、そのなかでも「やるべきこと」にフォーカスすることが重要であって、それができる力があるのがあなただ。仮にできないんだとしたらそれはできないんじゃなくて考えようとしていないし、本当にやろうと思ってないだけだ。この世の中はすべて取捨選択。自分に必要なものは何かを考え、判断することが重要。
と。僕、クソ生意気ですね。だけど、嘘でも自信をもって言います。それに間違ったことは言ってないと思ってるので笑
自信はその人の言葉に乗って相手に伝わります。これは綺麗ごとでも何でもないです。説得力の有無はその人の人間性と経験なんですけどね。
自分をRPGの主人公だと考えればわかりやすいでしょうか。(脱線するのでこの話はまた今度で)
生意気な僕の話に戻りますね。基本的には上記の話をしますが少しお堅いこと言ってるので伝わりづらいこともあります。そんな時はこんなた例え話をします。
植えただけの小さな木が何本もあるのと、少なくても良いから幹がしっかりした木とではどっちが立派な木なの?やることが多いからと言って全てに手を出してもほとんどは中途半端になるだけ。やるべきことをもっと突き詰めて大きな木にしよう。その木から無数に枝を伸ばせはもっと立派な木になるよ。
その状況をより想像しやすくする。
今回はこの辺で。冒頭でも言ったけど何かしらは感じてもらえればと思います。
心残りですか?そうですよね。サラッと連呼している”クズ”っての。
最後まで読んでその意味が薄々でもわかってもらえれば幸いです。
要は、やってることは女癖の悪いクズだったり、人たらしがやってることと同じことなんです。クズの方が能力を開花させ、発揮する「可能性」が高いのが営業だと思ってます。コミュ力と即決してますね。合コンとかたくさんやってる人は人との距離感が上手だったりします。
そんな感じです。ええ。え?誰がクズだって?
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