ガチすぎるドキュメンタリー「14歳の栞」
どうも!今回は2021年の3月5日に公開され、今月の11日に1年越しの再上映がされた竹林亮監督の「14歳の栞」を鑑賞してきたので、スパッと感想を綴っていきたいと思います!
予告編はこちらから⇊
この90秒予告編にぎゅっとあらすじが詰まってるので観てもらいたいです。
まさに”エモい”
ある中学校の1クラスの全生徒に密着した作品。言ってしまえば本当に”普通”の中学校・中学生に密着しているので大事件とか恋の三角関係とかありません。現代の中学生のリアルすぎる日常が映されています。男子は休み時間に戦ったり、下ネタ言ったり。女子はそんな男子たちを冷たい目で見ながらおしゃべり。まさに自分が経験した中学生時代をそのまま再現したかのような感じです(笑) 胸が熱くなります。
日常編の予告好きです。これも観てほしい。
好きなシーン
ネタバレになりすぎると嫌なんで、「何かあのシーン好きだったな~」と思ったところを一部紹介したいと思います。
生徒と担任の先生の絶妙な関係性です。生徒に対して担任の先生はどんな人ですか?的な質問があるんですがみんな口を揃えて「怖い」とか「機嫌が良い時と悪い時の差が激しい」とか愚痴(?)っぽいものが多いんです。ここが本当に中2っぽい(笑) 中2のときって担任の先生に良い印象が無いんです。私もそうでした。これが映画になるってことを考えたら嘘でもポジティブなことを言いそうなものですが、正直すぎますよね(笑) それから、先生が激怒した時のことを「ゴミ箱事件」なんて名前を付けたり。あのときのあるあるを思い出させてくれる。そんな作品です。
もっと大人になったらもっと面白いだろう
こんなに懐かしいとか言ってる私ですが、まだ大学1年なので、5年前のことなんですよね。まだ中2のときの記憶が新しいので、もっと年を取ったら、さらに彼らのことが可愛く思えるだろうし、大人になって忘れていた、”あの頃”に感じた大切なことを思い出せるんだろうなって思いました。2年6組35人全員に密着することで見えてくる新たな発見。35人35色の中学生を観察できるとても貴重な記録。劇場もかなり限られていますがぜひ観てほしいです。クリープハイプの主題歌も最高!