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(後編)「人を助ける印刷屋さん®」に詰まった思いはみんなの人生を豊かにする!2025年初頭の社長インタビューから

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「人を助ける印刷屋さん®」に詰まった思いはみんなの人生を豊かにする!2025年初頭の社長インタビューから|人を助ける印刷屋さん|太美工芸株式会社

子供のころの原体験は意外と今の仕事にも関連づいている

さて、組織の中で個人が持つユニークさを活かしていくには、自己分析、他己分析も有効です。チームビルディングの段階でそうしたワークショップがしばしば行われるものですが、インタビューの中で「個人としての社長の棚卸し」を掘り下げたときに興味深い点がありました。

少年時代、学生時代などもともとリーダーになることが多く、大学では東海学生ワンダーフォーゲル連盟の代表を務めたこともあるそうです。また、「信長の野望」のようなシミュレーションゲームも好み、そうした若年期の経験や趣味嗜好は今の経営者としての自分にも影響していると語ります。さらに、創業者であるご両親からの教えも大きく影響し、現在の経営や考え方にもつながっているそうです。

同じように、メンバーそれぞれにもバックボーンとして自分を構成する体験や興味関心が幼少期、少年期、青年期に形作られていると言えます。とくに幼稚園・保育園~小学生時代は記憶も曖昧だったり、大したエピソードに感じなかったりして忘れがちかもしれませんが、その頃自分がどのような存在だったか、どんなことに夢中になったか、というような実績は、意外と今の自分と共通項が多いものだと感じます。

ちなみに筆者ドブちゃんは、幼稚園~小学校では「物知り博士」「粘土細工で悪ふざけして先生に怒られる」「落ち着きがないが理解力は高い」「図鑑ばっかり読んでいる」といった評価でした。実際、今もほとんど変わっていません。こういうのを振り返ってみるのもいいかもしれませんよ。

コアメンバーの個人属性の掘り下げワークショップ

というわけで、今後の中長期的な発展に先立ち、企業理念、行動指針、社訓と個人の発想の関連度合いを増すことを企図したワークショップを進めようと考えているのですが、その下地づくりとして自分自身を振り返り、掘り下げ、また仲間同士でそれを紹介し合うことで認識と信頼を深めるプロセスをやってみたらいいのではないかと考えています。

なぜこれが得意なんだろう、あるいはなぜこれが苦手なんだろう、という再認識とその共有はチームの結びつき、業務効率アップにつながり、将来へ向けての構想の解像度も上がるのではないかと思います。

「我々は何のために働くのか」

会社としての理念、行動指針とは別に、それぞれ個人の「ここで働く動機、目指すもの」の言語化も必要です。しかし「模範的な」「ふわっとした」言語化ではなく、本当にその人らしさと志向に基づいた芯のあるテーマがあってこそ、同じ文字列である「自分の強みを生かして会社で活躍したい」の意味が何倍にも輝きを増します。

これをみんなで一度考えてみませんか、ということです。

個人の属性と目標が経営理念とよく関連しているかを振り返りながら進む

そして、個人のキャラクターが生み出す行動の一つ一つが経営理念に根付いているのか、という視点を持ち続けること、究極的には無意識的にその関連が持続していくことがよりよい企業組織の姿であり、信頼性の高い創造につながるのではないでしょうか。

「こういう言葉を選ぶのは、企業理念と矛盾しないか?」
「こういう売り方は、企業理念と矛盾しないか?」
「こういうネタは、企業理念と矛盾しないか?」

自然とそういうチェックが機能する状態があって健全に機能する自走組織には、やはり冒頭の社長インタビューのようにじっくり掘り下げて企業理念、行動指針、社訓を練り上げていくことが必要だと再確認した次第です。

そしてそこに参加している我々メンバーは、その基準に合った仕事、振る舞いに矛盾がないかを日ごろから意識していき、やがて無意識に取り込めるようにしてきたいものです。

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(文・編集 |太美工芸ウェブマーケティングチーム 大林)

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