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知識と経験は年輪の如く【随想】

小説にしろ論説にしろ、マニュアルにしろ、初めて読む時、ただ字面を追っているだけのことがある。
腑に落ちていないのだ。
そんな時は、少し時間をおいてみる。1年くらい置いて読み返すと、格段に理解できたりする。

映画や音楽、美術作品も同じ様に思う。


(写真はイメージ。こういう肖像画も以前はあまり興味がなかったのですが、先日メトロポリタン美術館展で見惚れました。)

マリー・シャルロット・ルイーズ・ペレット・アグレ・ボンタン
(ヴィジェ・ル・ブラン/メトロポリタン美術館所蔵)


たかが1年、されど1年。
1年で積み重ねられた知識と経験が、物事の理解を深めるのだ。
そして、それをまた1年後に読み返すと、また新たに理解できることがあり、新鮮だったりする。

こうして知識と経験は、年輪のごとく拡がっていくのだろう。
願わくは、体脂肪は拡がらないで欲しい。


*文中挿絵はメトロポリタン美術館のパブリックドメインから借用しました。リンクは以下です。



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