余生だと思っていた 【2024年note納め】
以前にも書いたことがあるが、私は元々地方の役所に勤める公務員だった。女性でも長く働ける安定した職業。当然、定年まで勤めるものと思っていたが、知的障害のある息子の特別支援学校進学に際し、生活上どうにも調整がつかなくなり早期退職した。
40代半ばの頃だった。
その時は、それまでの家事・育児(息子の療育を含む)と仕事の両立に疲労困憊していたので、20年以上仕事を頑張ってきたのだから残りの人生は余生と思い息子の養育に専念しよう、と思っていた。
ところが、息子が学校にも慣れ登下校もで