自宅警備員から本物の警備員へ。

私は2023年の8月から10月まで自宅警備員をしていた。所謂、引きこもりというやつだ。
就労継続支援B型事業所に通っていたが、将来のビジョンが見えず、不安に苛まれ、やがて家から出ることが出来なくなった。
この2ヶ月で体力も気力もすっかり衰えてしまった。
しかし、このまま人生を終えるわけにもいかない。
そこで、前述の事業所に復帰することにした。
これが私の人生を変えることとなった。
そう、運命の人と出会ったのだ。
その方も精神障害を抱えているにも関わらず、献身的に私を支えてくれ、いつも励ましてくれた。
その方の応援に答えるためにも、自分は行動しないと行けないと思った。
衰えた身体を鍛え直した。
前までは、通う勇気もなかったハローワークに思い切って行ってみた。
そして、障害者向けの求人から、たまたま警備の求人を探し出した。
私は腐っても元力士なので身体は誰よりも強い。
その点をアピールすると、即日採用と言って頂けた。現在は研修を終え、2月から現場に出ることになっている。無事に務まるかはさておき、ものの3ヶ月で引きこもりから就職にたどり着いた。
それはまさに、出会いがきっかけであった。
家から出ることができれば、自ずと誰かに出会う。
その出会いが人生を変えることもあるのだ。
次に行動。行動で人生を切り拓くのだ。
人生、長いようで短い。
後悔のないように、一日一日、行動を持って全力でこれからも生きていきたい。

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