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本気で生きるといこと

本気で生きるということを皆様は考えたことは有るのであろうか?

私は何度も『死』と向き合い何度も覚悟をしてきました。
相方の『生命』を目の前に、仲間の『死』を目前に…。

父の『死』、祖父母の『死』、恩師の『死』…。

沢山の命と触れ合ってきた。

そして送り届けた。

しかし、それらは全て私の『命』ではない…。

相方の生還、そして大きな代償は到底理解できない。

何故ならば私は右腕の可動域を失ったことはなく、不自由さも理解できないからだ!

事故後2日目の朝彼女は叫んだ!
『頑張ってるよっ』っと…。

それは私の心に今も残っている。

移植手術が抵抗反応を示してアナフィラキシーの様に出てしまったのである…。

彼女は20時間の手術を耐え抜き戻ってきた!部屋に戻る際に微笑み『生きてるよ』という微笑みをくれた3時間後の出来事であった…。

本気で生き、耐え抜いたにも関わらず神は悪戯めいた事をしたのだ!

もちろん私も睡眠を1時間、その後彼女の元へただ向かった…。
ナースステーションへ行き到着を伝え彼女の元へ向かい第一声の出来事でした。
『大丈夫か?頑張れ!』と軽率な事を伝えてしまった……。

その瞬間頭が真っ白になった…。

寝ていないというのは私の言い訳である!

それ以上に寝ていない彼女は本気で生きのびる為に戦っていたのである!

人は自らの命と向き合った際、生きようと思えば思うほど本気で命乞いをし、真剣に生きる微かな光を追い掛ける物なのだと実感した。

抵抗反応や長時間のオペの為、顔面の原型も失い只ひたすら生きる為に努力している姿を私は今も忘れない…。

その後3週間骨の皮一枚を剥き出しに彼女は生き続け、腹の中に腕を保存し、今に至るのは言うまでもない。

動かない腕を器用に使いこなし、今は健常者とも勘違いされる程強く生きている!

あの時何もわからず止血をし、彼女のサポートとをした事は私の人生にとって信じられない出来事で有り、これからも糧となり、彼女の傍らで生き続ける事である事は間違えのない事である。

本気という事は連鎖し、人をも魅了し取り憑かせるパワーがあると思った。

それらも全て彼女に学んだ事である。

自らを仕留めるのではなく、己を『理解』し己と向き合う事が、本気で生きるという事なのではなかろうか?と私は思った。

そして、相方の命を繋ぐ為に私は本気で生き抜こうと思った…。

最後まで読んで頂き有難う御座いました。

これが俺の本気で生きるという意味なんだと今は思う。

2022.10.16

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