機械化に取り残される人たち
僕がお店を作るならやる気やモチベーションという曖昧な言葉は使わない
誰がやっても安定して営業できるしくみ作りに重きを置く
小売チェーン店でよくある話
売れっ子スタッフやカリスマ店長など、個の力で売上が伸びている店がある
でもそういう店はその人材がいなくなれば、数字がすぐに落ちてしまう
今は仕事がどんどん機械化している
単純な作業ほどその傾向が強い
数十年前に自動車工場が機械化したように
同じような作業、頭を使わなくてもできるような仕事は機械化していく
それは販売員も同じ
大量生産の業種ほど機械化への移行を早めている
ウイルス感染対策の影響もあり、この流れはさらに加速すると考えられる
僕ら消費者側のメリットも考えてみた
高いものを売りたい販売員の接客トークより
膨大なデータから導き出したオススメの方が信用できる
人件費を削減できる分、システムに投資してより早く正確なサービスを提供していく
そういう時代なのかもしれない
こうなってくると、いよいよ販売員の価値がなくなってくる
あの人から買いたい、と思ってもらえるような関係性が必要になる
個人商店ならともかく、チェーン店の販売員でこういう人材になるには日頃の働き方が大切になる
またこれは販売員に限った話ではないのかもしれない
2020年はこれからの働き方を考える重要な年になるのは間違いないだろう