空を見るだけで絵になる命 『もう何も言わないで』 手を握り祈った 君が食べた飛行機は きっと天国に行ける 魚か鳥を選んで 幸せになれる方を 上手く飲み込めなかったんだ 刺さってしまって この悲しみをどうしたらいい? 幼い君の隣 居てあげたかったな 望まないだろうな 魚か鳥を選んで 私がその逆を頼む
名前の由来を聞いてくる宿題。 インタビュアーになって、 目を泳がせたお家の人にマイクを向ける。 今考えてる? 予想通りと文字通りの交差点に 直球投げ込んできたから わたしは舌を打った。 花言葉みたいに後付けだね。 反対を振り払って、 センスの見せ所って、 命名権を振るって、 自分の事しか考えてないじゃん。 最近それに気付いて、 あなたという人間に、 どんどん嫌気が差して、 わたしはキラキラ光らなくなった。
爪を隠すこと飽く有象無象 無色透明のデッドヒート ビデオ判定! NO SIGNAL こうなったらもう1着は感性で決めて! 「シュールでレアなリズム鳴る?」 「シュールでレアなリズムなら鳴り終わる」 拳上げて歌って楽しもうぜ台風の目! 1つまた1つと価値を確信するんだ ダークホース… 間違った! エレファント! つよつよで鳴らそうぜ! 自分の才能信じていけ! ダークエレファント/ 初めましての音を未来へ送った 届くべき人に届けばOK! シュールでレアなリズムなら鳴
日陰を選び歩く背中を 坂道の先に見た夏の日 光の加減で話したこと わからないと言った僕を呪うこと 透けた輪郭の内側が空っぽで満ちる もう何も覚えちゃいないんだ 「壊して 細工を僕に施して」 美しいあなたの名前を あのとき咄嗟に呼べたなら こんなことを歌う必要なかったかもな
身に余るミニマルミュージック オーバードーズ みんながみんな幻覚を見ている10月
生きたくもなければ 死にたくもないから 息を吸い込んでは 拒むように吐いた その二酸化炭素で 自分をはじめとした どうしようもない生命体 一つでも救える歌を歌いたい 生きたくもなければ 死にたくもないから 息を止めてみては 諦めるんだ すべて叫んだ そして呆れるほど呼吸 同志よ もう泣かないで 無理なんか無理に決まっている 肯定も否定も 何もかも痛いけど 都合の良いことだけ 選んで生活を送ろう
夏が落ちちゃった九月 身一つで室内楽 Yeah! 魔法みたいなBm 右手 左手 両足キック Yeah! 芸術の秋「ヤバいもんを作っているかい?」 五体満足忙しい私「構ってらんない」 音楽室に肖像画を飾ってほしい一心だ 額縁の中 収まったのは遺影
8月、鮫に触る。 コピペしたみたいな夏を生きる。 「燦々と、」 ありふれている表現がよく似合う。 様になるね。 大学生っぽくて良いじゃんね。 B級の映画を僕に撮らせてよ。 大事な役を任せていい?
あなたの夢をみた。夢みたい。 朝から白い昼 哲学? あなたは美しい。花みたい。 歩く海の馬は忘れる。 写真が嫌い なんて言わなきゃよかった。 なんとなくだけど、 また会えるような気がしていた。 頭の中はまだBlumenfeld 枯れないの。 あなたの側で未来 見てみたい。 朝焼けに恋ごと焦がされる! 身支度をして鍵を回した 燃えるゴミの日。 なんでもない所で、 また会えるような気がしている。 頭の中はまだBlumenfeld 枯れないの。
「良いこと尽くめの対義語は夏だ。」 祭りの後、蝉時雨に狂わされそう。 嗚呼 静けさよ… 五感を満たすオノマトペ。 第六感が触れてしまう! 七日の命を燃やす音で眠れない私。 熱を帯びた朝に変わる。 嵐の前、蝉時雨に狂わされそう。 嗚呼 静けさよ… 目耳鼻口を塞いで無視できたならば、 そんなひと夏。
雨を乞う 水の無い月は今日もデザート 儀式は的外れ 損なこととは露知らず 雨を乞う 水の無い月に捧ぐデザート 供物は的外れ 女子供or胡瓜がGOOD! 神を模した銅像 砂埃を被り もう思い出すことはできない 異常気象史上類を見ない異常 元通りには… 雨を乞う 水の無い月は6月上旬を始めとして枯らす 以降 人類は梅雨知らず
五月雨式に流行る病で、 五月闇まで落ちると聞いた。 五月蝿く窓を雨が篠突く。 五月晴れまで、落ちるところまで落ちる。 お家に居るのに帰りたいと思う。 邪な季節風をひく。 マイナーメイブルーススケールなぞる五月。
正座をしている私は痺れを切らして足を崩す 往ぬる 逃げる 去る 始まる! 星と線 引かれた スターターピストル 八方美人の残像 振り解くようにして 吐く息が加速して風に成る4月 完璧な紺碧色 そんな春が目の前に訪れる
赤らむ君の顔 長らく見ていない 鉄m嘘beと重ねる 思い出す モノクロ セピア 色付く 若かりし僕ら 互いの夢に現れるために「おやすみ」
コンタクト リサイクル UFO こっちへと飛来するUFO 「ワレワレハUMAダ!」 乾燥する円盤 君はホウカゴに 眼鏡を掛けて笑う 魔貫光殺砲 Yeah…
桜前線北上行進曲 歩き疲れた僕たちは風に化けて 春の色やあの町を忘れてしまう 大人なのか 青写真 別の海 季節に取り残されていく