#1 心のこたつでアイスをたべる
これは半年前(2023.10.7)に書いたものらしい。
タイトルも添えておいた。
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精神にも氷河期はある
最近どうにも厭世的でよくない。
近年そこまで噴出することはなかったが、もともと人嫌いのきらいはある。生まれ変わったとしても人間にだけはなりたくない。
ここ数日、ここまでの厭世期を引き起こした原因について考えている。
この厭世期の最初というと、そこそこ大きなイベントに足を運んだことに辿り着く。
人が多いイベント、それもアニメオタクが集うものだったからだろうか。こちらは孤島に居を構えるオタクである。世界にこんなにも、広義ではあるが、同種の人間がいるとは思っていない。びっくりしたのだろう。いや、本当のことを言うとびっくりした。根っからのビビりなのである。
常々、団体行動というものが我慢ならない。放牧は好きだが、電車ごっこは嫌なのだ。行き先が決まっているとはみ出してしまいたくなる。反骨という名の病気だ。これがもう堪え性がなくて困っている。
氷河期と呼ばれる4900万年前よりも前、6550万年前には地球は海面上に南極も北極もない温かい時代だったという。
例えば、クーラーの聞いた部屋でキムチ鍋を食べる、または、こたつでアイスを食べる。どちらも幸福感を無性に掻き立てるシチュエーションだ。
もしかしたらこの氷河期もあたたかさを享受するための準備期間なのかもしれない。
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厭世的なのは変わりないが、多少緩和されている。ここのところ頭が暇だった時間が少なかったせいもあるだろう。
前半はほぼ、いてて……という印象ではあれど、落ち着いて考え出したであろう結論には概ね納得している。
一定の温度で淡々と人生を過ごせるとは思っていないし、そんな人生がおもしろいとも思えない。
現に氷河期は多少溶解している。先日、昔の友人と酒を飲みながら妄言を捏ねたから、というのもあるだろう。机上の空論を捏ねくり回せる友人がいるのは幸せなことだ。
半年前の下書きを現在の視点から振り返ってみる。例えるなら「セルフ文通」だろうか。
定期的にやってみてもおもしろいかもしれないと思う。
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