アマルフィ

夏の扉

夏の扉をあ、け、て~ 
裸のふたり包んでくれ~る~♪


ご存じ聖子ちゃん
いつまで聖子ちゃん?
それは永遠の聖子ちゃん

忘れもしない小学3年生の…夏、なんだろうなぁ
わたしはこの曲をクラスの「お楽しみ会」の最中に聞いた

お楽しみ会…
それは七夕とか、クリスマスとか、または長期休業の前の終業式の日などに、唯一学校でお菓子を食べてよい日。いや、お菓子はおまけだけれど、遠足のように決められた金額のお菓子を持ち寄って、班ごとに出し物を披露して賑わう会

そんな日は、劇や余興のためにラジカセをもってくる子が数人いて、曲当てクイズなどで音楽が流れたりする
当時の我が家の決まりで、子どものテレビの時間は20時まで。よって、歌番組を見る機会が少なかったわたしには、当時の流行り歌を知る機会というのはこんな時だった

当時、おそらく小学校中学年だったと思う。うちにはまだラジカセがなく、みんなのようにテレビから録音して聞いたり、アルバムなんかのカセットテープを買うという行為がなかった頃のことだ

たぶん「曲当てクイズ」だったと思う。よりによってなんでそのフレーズ?って思ったけれど、このフレーズが流れた時、担任の先生が「この曲はあまり適切ではない」的なことを言ったのを覚えている…まぁ、要は、気に入らないということだ

この後、この歌を改めて聞き直したときに、わたし意味が解らなかったの

髪を切ったわた~しに 違う人みたいと~

って、この部分ね
髪を切ったから、違う人になったみたいって言ってるのよね
歌詞見ながら聞いてるわけじゃなかったから、違う人「見たい」って言っているんだと思ったわけ。いや、言葉間違ってないけどね、日本語って難しいね
わたしを見たくないって言ってる人に対し、照れてるとはなんぞや!?って思ったんだよね~。子どもだよね~(恥)

こういう間違いをその時々に正さずにやり過ごしてきたから、成長が遅れるんだね。だって、学習してないってことだもの。テストで間違えたりして、ばってん✕をもらったらちゃんとやり直して青い〇がもらえるまで再提出…していたように、こういう言葉のニュアンスや、日常生活の誤解を青い〇になるまで追及している人は、周りより早く大人になれるし、次のステップにも緊張せず進めるんだな。それこそ夏の扉が開いちゃうわけよ

そもそも聖子ちゃんとわたしの精神年齢がリンクしていない時点で、お手本にするには早い人生ドリルだった…ということなんだろうけど



まだまだ未熟者ですが、夢に向かって邁進します