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witty_quince468
e-GFR 13.2
『e-GFR 13.2』
お父さんのこの数値を、余命僅かだと取るか、「10を切るまでまだ3.2も猶予がある!よし、挽回するぞ!」と取るかは、人それぞれだ。
10を切ったら本当に余命僅かである。
お父さんもわたしも、『3.2も猶予がある!よし、挽回するぞ!』と、喜び勇んで昨日は笑い合った。
今日の訪問看護で、ガジ先生がカルテに、
『QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を大切にした生活を!』
と、書いてくださっていたと聞き、思わず泣けた。
お父さんとわたしが、食事制限もある程度緩め、二人で笑い合いながら楽しく暮らし、もしもe-GFRが10を切ったらカレーライスもラーメンも解禁にして、豊かに人生をお父さんが謳歌して終えること。
一切の延命も行わないと決めたお父さんとの今後の人生を、わたしたちで幸福度の高い人生にしていくこと。
わたしたちは、お父さんのe-GFRが15を切った日から、幸福度の高い人生を作り上げていく方向に人生の舵を切った。
クオリティ・オブ・ライフ。
わたしたちが、e-GFR 13.2という数値に何も驚かず、むしろ、ラッキーだ!良い数値だ!お互いにそう喜べるのは、わたしたちが選んだのが幸福度の高い人生だったからなのだ。
そしてそれを受け止めてくださった、ガジ先生の存在は大きい。
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