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『お父さん。わたしは一年半片想いした。告白なんてお父さんが初めてだった。初恋だよ。あれか…
凡庸な、一見凡庸な時間と言うものを紡ぐということが、どれだけなみなみならぬもので、こうも…
恙きや凡々たる愛しき日々。 かれこれ、もう長いこと文章も書いていなければ、漫画のほうもお…
2月14日。 昼の3時頃から お父さんが眠り始めた。 隣へ行って 横になった。 「手ぇ、揉んでく…
2月13日。 お父さんの体調は、未だなかなか 安定しない。 解熱剤を飲んでいても 微熱が出る。 …
1月30日の コロナの隔離期間が終わって その日から、 お父さんは食事をとっていない。 コロナ…
私たちは いつもチューをする。 もしかしたら、死ぬかもわからん。 そんな局面ごとに、 それはもう 派手に ぶっちゅうする。 「たえ、たえこ、手、貸せ。ひゃっこくて、気持ちがいい手だ」 「俺の布団に入れや!くっついて寝るべ」 1月24日。 この日お父さんは高熱を出し、 お父さんの熱はどんどん上昇していき、39度9分まで 行ったところで、 お互いに 最愛の人にする 最大の 愛情表現、 お互いの鼻の中を ベロベロ 舐める、 をしながら、 お互いの顔を 舐め回し、 数えきれない
【上の画像・わたし】 ・ 今日の恋愛運 恋のライバルにしてやられる/ 労力が 無駄に終わ…
昨夜の あなたと私は 夢じゃなくて 本当のことだ 夢みたいだったけど ちゃんと本当のことだ…
もしもさ もしも死んだらさ 毎晩 化けて出てきてくれな 私はさ ずっとこのアパートのこの…
たとえあなたが この先 どんな誰に 何度ときめこうと 最後まで私を あなたのそばに置いてく…
昨夜 あなたは 手のひらで 顔を覆い まるで 泣いている ところを 隠すような 小さな子供みた…
あなたとは 散々 軽口を叩き合って 恐ろしく 派手な 怒鳴り合いの喧嘩をしたり してきた 「 …
「平凡」 この 尊く 美しいもの 毎日が恙無く 繰り返されることの ありがたさ あなたがいて 私がいて 世間の人は これを マンネリなどと 言うかもしれないけれど 朝 何事もなく 起きて 言葉は少なくとも ゆったりした時間が流れ 夜、 布団の中で じゃれて 頭をくっつけて眠る この上ない幸せ この時間が たとえ少々の意思の疎通の不具合や たとえ少々の ほんの小さな喧嘩があったとしても 私の恋心が 先走って あなたに 不快な思いをさせることがあったとして