期待はずれ
期待はずれと言うとちょっと御幣があるかもしれませんね。
ワタシが想像していたモノとは違うと言う方が、より近い気がします。
たとえばブラックペッパー付きのバナナチップ。
インドのスナックはなんでもチリ味、インディアンスパイスまみれが多いので、そういうタイプはバナナチップでも除外していました。
だけどブラックペッパーなら、プレーンなバナナチップがピリリと刺激的に味変かと、勝手に想像していたところ。
プレーンはプレーンでも、もとのバナナチップが塩味だったのでした。
こうなると、ほぼポテトチップと変わらない塩系スナックです。
ワタシは甘いバナナチップじゃないと、絶対バナナチップとは認めません。
けれどYU子のインド人夫JUNさんに聞くと、インドではだんぜん塩味が主流らしい。
そういわれると引っ込むしかありません。
でも!
ジンジャーコーヒーは、明らか嘘つきだと思う。
原材料には確かにコーヒーとあるけれど、味も香りもコーヒー風味は皆無なんですから。
または、チョコレートタルト。
バンガロールのおしゃれカフェの中で、つややかに輝いていたこのコを見たとたん即決したワタシ。
そしてまずはクリームを味わってと、スプーンを入れた瞬間びっくりしました。
クリームなんてもんじゃない。
ほとんど液体なんですよ、シャブシャブした。
ええ、まずくはないのです。
濃厚なチョコレート液なのは間違いない。
でもこれは、飲んだ方がよさそうなケーキ?ですね。
ちなみにチョコレート液を包み込んでいたのは、きちんとしたクッキー状のタルトでした。
世界はまだまだ未知のモノであふれていて、興味がつきませんね。