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不思議な食べ物
南インドには未知の食べ物が多くありましたが、”ラギボール”もそのひとつ。
ラギ(シコクビエ)は穀物の一種でとても栄養価が高く、その粉はお菓子などにもよく使われています。
穀物栽培が盛んな南インドではとてもポピュラーなラギですが、このような調理方法は初めてだったのでとても興味深かったです。
居候先の料理上手なJUNさんママでも“ラギボール”は難しいらしく、メイドさんのやり方を見学させてもらいました。
メイドさん家族は安価で腹持ちがよく、栄養たっぷりの“ラギボール”をしょっちゅう作っているそうです。
どうやらラギの練り具合の見極めと、熱いうちの丸め方にポイントがあるみたい。
出来立てのラギボールを、各種カレーなどとお相伴させてもらったのですが、はっきり言ってむっちりした食感以外の味わいはなかったような。
その後お菓子やパンで様々なラギ体験をしましたが、やはりワタシは製菓材料としてのラギの方が口に合うみたいです。
そしてびっくりしたのが“ラギボール”の食べ方。
かんで食べるんじゃなく、そのまま丸呑みが正しい?食べ方らしい。
真偽のほどは不明ですが、その場にいた生粋のインドの方々は、みんなそのように食べているそうな。
うーん、いろいろ奥が深いぞ南インド。
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