オーロヴィル探訪 ②
さてオーロヴィルを一望し、ちょっとお疲れ気味の観光客たちを待ち受けていた所とは、いったいどんな場所でしょうか?
それは物欲をくすぐるお土産店と素敵カフェです。
大抵の観光客はお買い物好きですし、オーロヴィルといえども元をたどればフランス植民地。
どんな山奥でもカフェなしではいられません。
まずはトレッキングの疲れを癒すべく、カフェに陣取りました。
山小屋風のカフェはテラス席になっていて、席数限定なので争奪戦でしたが、大阪のおばちゃん2人はこういう場面でも強いのです。
お茶をのんでくつろいで、晩御飯用のケーキもしっかりキープしました。
ポンディチェリー街中の洗練されたケーキと異なり、こちらはもっと手作り感あふれるタイプ。
ザックザクのクランブルケーキとアイシングでおおわれたレモンケーキは、どちらもボリューミーでしかも安い!
たぶんボランティアの人たちで作られているせいか、下界?よりもずいぶん低めの価格設定だったと思う。
もう少し旅行日程が長く持ち運びが可能なら、全種類食べ比べてみたかったですね。
お土産店も同様でした。
総じてインドのお土産ものはそれほど高くはありませんが、どこかこじゃれた雰囲気をまとっているあたり、さすがにフランスの影響でしょうか。
お手頃価格のアクセサリーをあれこれ眺めるのは、どうしてこんなに楽しいのでしょう。
我々東洋人には似合いそうもないカラフルなドレスもたくさんありましたが、見ているだけでも面白かったし。
おそらくポンディチェリーの街のブティックも、こういう感じのものを売っていたのでしょうね。
あそこはあまりにもシックで入ることすらできなかったけど、こういうオープンなお店だったら、堂々とウインドーショッピングができるから不思議です。
こうしてみると、『オーロヴィルの理念に基づくコミュニティー見学』というより、軽いトレッキング&お買い物というまさに観光でしたね。
でもそのために少額とはいえ使ったお金が、あの実験都市存続の足しになるのであれば、それはそれでいいかもしれません。
無責任なYU子さんは、「暇だったら、1年くらい住んでみたら?」なんてそそのかしますが、いやいやとても無理でしょう。
もし条件が整ったとしても、あそこで生活するにはもう少し強い気持ちが必要じゃないかな。
これから先どんな時も、『お気楽生活』をモットーにしているワタシには、いささかハードルが高すぎそうです。
だけど行ってみてよかったと思います。
ポンディチェリー&オーロヴィル、セットでおすすめします。
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