糖(sugar)を生活から排除して最高の体調を手に入れた件
今回はテクノロジー関係ないトピックですが、最近私が取り入れた変化の中でダントツにインパクトの大きかった
「糖を排除する」
経験についてご紹介します。
その影響としては
子供にも仕事でも全くイライラしなくなった
心が常に澄んだ湖のように穏やか
頭が澄んで物事を常に冷静に判断できる
空腹感が穏やかに訪れるので、いわゆる低血糖症状のようなものがなくなった
睡眠スコアが爆上がりした(10時に寝て5時まで目覚めることなく爆睡)
人生で最高にお通じが快調
人によると思いますが、私は初めて一週間くらいごろから徐々に変化を体感し始めて、今で1ヶ月経ちますが効果は変わらず続いています。
ところで「糖」と炭水化物の違いってわかりますか?
炭水化物はここで言うグルコースや果物に含まれるフルクトースなど糖類(単糖類と単糖類の分子が二つ結合した二糖類)、グルコース分子が多数結合したスターチ、食物繊維に分かれます。
私が排除した糖は、ここでいう単糖類と二糖類になります。
ではそれらの糖類は何に含まれているでしょう。
米、果物、蜂蜜、砂糖、サツマイモ、じゃがいもなどです。
ちなみに私は小麦製品と乳製品も排除しています。
主食として食べられているものほぼ全て排除して何を食べているかと言うと
「豆」
です。
豆を主食代わりにたくさんの野菜と肉、魚、卵を毎日食べています。
ちなみにベリー系フルーツは果糖が少ないのでOKにしています。
乳製品と小麦製品はもともと摂っていませんでしたが、果物や米は普通に毎日食べていました。乳製品と小麦製品については、食べて数日間しばらく腸の状態が良くないことを実感していましたが、果物や米については特に明確な不調を感じることはありませんでした。
それでも思い切ってやめてみたところ、今までの「心身ともに健康な状態」のレベルを大きく超える、まさに「最高の体調」を手に入れました。
なぜこんなに糖類を摂らないことの影響が大きいのか、私の考えは以下のとおりです。
豆は低GI食品で血糖値が穏やかに上がるため、インシュリン分泌が穏やかで1日の血糖値の振れ幅が少ない
低血糖になると他のアドレナリンやコルチゾールなどの副腎ホルモンが分泌されるため、副腎疲労に寄与し、エストロゲンなど性ホルモンの低下を起こす
エストロゲンは生殖機能以外にも、脳や心機能、免疫機能にも貢献している重要なホルモンなので、安定的に分泌されることは健康に必須
糖類を摂取しないことによりSIBO(小腸内細菌異常増殖)を予防する。SIBOと関連してStreptococcus(連鎖球菌)というグルコースを代謝する菌などが腸内で増殖することが示唆されており、膨満感や食後の不快感を引き起こす。Streptococcusはグルコースを代謝するので、グルコースを断つことにより増殖が抑えられる。それによって腸内環境が改善される。
豆は食物繊維ブースターなので豆を食事に取り入れることで1日の食物繊維推奨量25gを達成できる。食物繊維は善玉菌のエサになり有益な短鎖脂肪酸を生成する。
そもそもなぜ糖質を断つことを始めたかというと、検査を受けてSIBO傾向とがあることがわかったためです。確かに、食後の膨満感など自覚症状はありました。豆生活を始めてからというもの、ガスだまりや腹部膨満感とは無縁の生活になりました。
日本人が米を食べないなんてあり得ない、と言われそうですがやってみると意外と辛くないです。というより、効果がすごすぎてやめる気になりません。ただ、一番困るのは外食です。基本的に中華料理やタイ料理のレストランでは食べられるものがほぼありません。洋食の方が選択肢が多いです。
なんとなく不快に感じているけれど病院に行くほどでもない、みたいなことってあると思うんですが、ちょっとした不快にも敏感になって具体的に行動することが自分の人生にリーダーシップを発揮する上で大切だと考えます。
また、私が思うのは「何を食べるかで人生変わる」ということです。より細かくいうと、
何を食べるか→ホルモン→気分・やる気・頭の良さ→自己効力感・生産性→時間割引率の低い選択→何を食べるか
というポジティブなフライウィールを回すイメージです。イライラしてたりするとつい甘いものを食べたくなったりしてしまうのですが、自分に満たされていると時間割引率の低い選択肢(体にいいもの)を選ぶことができます。
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