MR.BIGを心から紹介したい
MR.BIGがやってくる。 日本でのラストツアーだって。
チケットは取れて、発券もできてて、あとは当日を待つばかり。
もう日本には来ないであろう彼らを今更ですが紹介させてください。
彼らの詳しい紹介はウィキペディアを読んでもらってっと。
MR.BIG-Wikipedia
私が彼らを知ったのは中学生の頃。
[Hey Man]というアルバムのプロモーションでNHKの音楽番組で[TakeCover]を演奏した時だと思う。
ビリーシーンの指の動きに驚き、そこからすぐにCDを集め、スコア譜を買い、教則ビデオを見て練習してた中学生の私。
マジでびっくりした。 それまでベースの弦をはじく指は人差し指と中指と信じてたのに、急に現れた、人差し指から小指まで使うフィンガリングテクニックの外人。だけじゃなくて、ギターもすごくない?えっ?どういう事??とカルチャーショックを受けてしまった。
スコア譜を買ったはいいけどこんな難しい曲弾けやしないよ!と逃げの体制の私は手を出せそうな曲からツブしていくことにした。
[WildWorld]とか[60'sMind]とか。 なっつかし。
当時、一緒にバンドやろうぜ!と誘ってくれた地元のやんちゃなお兄さんに連れられて行った彼らの練習先の無口なギタリストがおもむろに[60'sMind]を弾き始めてそれだけで一目ぼれしてしまったのもいい思い出。
みんなロン毛なんですが、ドラムのパットの髪がサラサラでめっちゃきれい。よく見ると顔もいいんですよね。 なんでロックンローラーってロン毛にしちゃうんだろうね。
MR.BIGを知ってる大人はきっとおうちにMAKITAの工具があると思うんです。えっ、ない? うちにはね、ある、掃除機とインパクト。でもこのインパクトで楽器は弾きません。
ベースのビリーとギターのポールはインパクトドライバ(ドリル)で演奏するんです。 最初見たときはさすがにドン引き。
いやいやいや、楽器演奏するものと違うやろと。でも演奏を見てみるとすご~い! 教祖は何してもかっこいいんです。
ちなみに、今回のツアーの協賛はMAKITAさんです。最後まで彼らとともにいてくれてありがとう、MAKITA。
MR.BIGって日本とかアジアではすごく人気があったように思えるけど本国ではどうだったのか、[ToBeWithYou]は全米No1になったらしいけど、それ以降はあまり受け入れられてなかったのかな。
メンバー全員日本がとても好きで、日本版にだけはボーナストラックがあるとかないとか聞いたけど、それも真意はわからず。
私が彼らのことでとても伝えたいのはファンサが神。
ビリーに教則ビデオでわからないことがあったのでファンレターついで(失礼!)に質問を書いたことがあって、それにもちゃんと毎回答えてくれる。
ご自身のお仕事の忙しかろうに急に日本人の子供が長い手紙を送ってたからびっくりしただろうな。 今度お詫びのお手紙を書かないと。ながいやつ。
なかなか文章をまとめる力がないのでまたダラダラ書いてしまったけど、今回のツアーで日本に来るのが最後というのが淋しすぎる。
ドラムのパットが亡くなってから本国でもあまり活動してなかった中、最後にツアーをしてもらえるだけでありがたいのだけれど、あのスーパープレイを実際に見るのが最後になるのは悲しい。
同じ気持ちのベースキッズ達が日本にわんさかいるんだろうな。
私の青春は彼らとともにあって、ビリーシーンのおかげで私のベースライフはとても楽しく(キツく・・・)充実したものでした。
だれか、彼らと話す機会があったら私のBigThanksを伝えてほしい。
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