2月22日、南紀への旅~那智山青岸渡寺・熊野那智大社
さて、那智の滝を後にして…
青岸渡寺(せいがんとじ)、熊野那智大社へと向かいます。
那智の滝から歩いて行けないこともないのですが…
かなりの石段を上ることになるので、ちょっとズルをしました。
那智の滝から山上に向かって進むと「防災道路」という道があります。
800円を支払うと、車で青岸渡寺まで上ることができるのです。
800円は、ちとお高いような気もしますが…
青岸渡寺の駐車場料金も含まれているので、まぁいいか、と。
青岸渡寺の手水。
この水も、滝の水なんだそうです。
椿の花が生けられていて、風情がありました。
那智山青岸渡寺・本堂。
ご本尊は、「如意輪(にょいりん)観音」さんです。
如意輪観世音像は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、本尊として安置した言われています。
那智勝浦観光機構HPより。
…んなアホな。
滝つぼから仏さんが現れるとか。
まぁしかし、伝説ですからね。
また那智山青岸渡寺は、西国33か所観音霊場の第1番札所となっています。
今から8年前の9月も、この青岸渡寺にお参りしました。
その時、夫は何を思ったのか…
「西国、まわる」
と言って、掛け軸を求めました。
はい、この年…
西国33か所観音霊場を結願(けちがん)しました。
ちなみに、この「達成感」がやみつきになり…
後に「西国薬師49か所霊場」と「近畿36不動尊霊場」をまわりました。
さて、青岸渡寺の隣にある「熊野那智大社」の拝殿です。
朱塗りが鮮やかですね。
467段におよぶ石段の上に建つ6棟からなる社殿は、標高約330mに位置し、夫須美神(ふすみのかみ)を御主神としてそれぞれに神様をお祀りしています。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)とも言われる夫須美神は、万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、縁結びの神様また、諸願成就の神としても崇められています。
(那智勝浦観光機構HPより)
そうか…
あの石段は467段もあったのか。
熊野那智大社の境内には、楠の大木をご神体とする「樟霊社」があります。
何のことはない、楠の大木なのですが…
木の「洞(うろ)」をくぐることができます。
これが狭い!!
しかし、大木の中に入るというのは初めてでした。
とても神秘的でした。
ここから、くぐっていくのです。
青岸渡寺・境内より。
三重塔と那智の滝が並んでいる景色が見えるのは、この場所だけです。
関西の方なら、この景色を「おはよう朝日です」の定点カメラでご覧になったことがあるかと思います。
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