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2022年初詣 奈良県丹生川上神社中社~初詣一句
みなさま明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
…ということで。
昨夜は実家(敷地内)の両親を呼んで、焼肉をしておりました。
夜中に地元の神社にお参りするつもりが、寝落ち。
まぁ当然ですな。
私は5連勤、ヤモメさん(夫)は10連勤。
しかも年末の、クッソ忙しい勤務。
昨日は早めに寝たおかげで、今朝はいつも通り起きました。
で、年末に夫と、「初詣は丹生都比売神社にお参りしようか」という話をしていたのです。
ところが。
今朝起きて、何気なくNHKをかけると…
奈良県の特集番組が放送されていました。
で、ふむふむと言いながら観ていたら…
なんと、大好きな吉野地方が映ってる!!
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思わずテレビの画面を撮り、トイレに入っていた夫に送信しました(笑)
「丹生川上神社やで!」と。
トイレから出てきた夫。
「ここ、行ったなぁ」
と、感慨深そうにつぶやきました。
そうです。
丹生川上神社は、上社・中社・下社の3社があり、私と夫は昨年2月から3月にかけて、「三社参り」をしたのです。
初詣は丹生都比売神社、と話していたのですが…
「丹生川上神社も良いよなぁ」ということで、朝から車で向かいました。
丹生川上神社中社は、奈良県の山の中、東吉野村にあります。
わが家からは、京奈和自動車道、国道24号線、国道169号線を経由して、およそ2時間の道のりです。
道中は、ひたすら山の中。
川沿いを走りながら、到着しました。
丹生川上神社にお参りする前に、私と夫は「夢淵」に向かいました。
神社の前を流れる川沿いを、5分ほど上流に向かって歩きます。
すると、赤い橋が見えてきます。
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この橋を渡ります。
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橋を渡った先に、「東の瀧」があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1641017370567-75DCkbldBL.jpg?width=1200)
前を歩くのは、いつものことながらヤモメさんです。
後ろ姿が、なかなか様になっています。
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橋からの景色。
川の水が、透き通っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1641017719363-wWnqRbAKMN.jpg?width=1200)
橋を渡った先は、歩道になっています。
少し下ります。
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歩道を進むと、水の色が濃い部分が見えてきました。
さらに進みます。
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小さいながらも、立派な滝が現れました。
この滝こそ、「東の瀧」です。
高見川(丹生川)・日裏川・四郷川の三支合流において、日裏川が高見川(丹生川)に注ぐところに「東の瀧」があります。
東の瀧には龍神が棲むといわれ、その神秘に触れようと大勢の参拝者が訪れます。
「東の瀧」は吉野離宮の東にあるということから、この名が付けられました。
夫と二人、滝に向かって手を合わせました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1641018218530-YgasebA8EZ.jpg?width=1200)
IXY650クリエイティブショットとは、1回のシャッターで異なる効果の写真を6枚撮ることができる機能です。
楽しい。
滝からわずかに進んだ所に、「夢淵」があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1641018488829-fDut2Qc7eB.jpg?width=1200)
まさに今朝、テレビで見た風景です。
およそ1年ぶりに訪れました。
朱塗りの蟻通橋の上流に高見川(丹生川)・日裏川・四郷川の3つの川が合流して、紺碧の深い淵が形造られています。
夢淵は古代の人々が水神の鎮坐す霊境として、斎み潔めを行う場所で、斎淵ぶちともいったのが、訛って「いめぶち」となり「ゆめぶち」となりました。
『日本書紀』によれば、神武天皇大和平定の折、戦勝祈願のため丹生川上の地で厳瓮(御神酒を入れる瓶)を夢淵に沈め、お酒に酔った大小の魚が流れる事により勝利を占われた伝承地とされています。
この時、水面に浮いて流れ出た魚こそ「魚」に「占」と書く「鮎」でありました。
深い淵の、深い碧色。
水はどこまでも澄み切っていました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1641018989494-Gg8vQo9kDy.jpg?width=1200)
以上、すべてクリエイティブショットにて。
どんだけ撮ってるねん(笑)
しかしながら…
寒かったです。
外気温は、3度でした。
もっと見ていたかった風景ですが、さすがに寒すぎる。
夫と、丹生川上神社に向かいました。
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新年ということで、鳥居の前に門松が飾られていました。
山深いところにある神社なので、混雑はなく…
ゆっくりお参りすることができました。
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ケツちっさいなぁ
丹生川上神社、拝殿です。
主祭神は、罔象女神となっています。
ご神徳は…
ご祭神「罔象女神」は、伊邪奈岐命・伊邪奈美命夫婦神の御子神にして水一切を司る神様です。水利の神・水の祖神として、「水」に関わる物事に広大無辺なご神徳をあらわされます。
古くは雨師の神として、人々は五穀の豊穣、特に旱続きには降雨を、長雨の時には止雨を祈るなど水神のご加護を祈ってきました。
つまりは、水の神様なのです。
この地は、とても水が豊かです。
少々寒かったですが、良い初詣になりました。
初詣夫と並びて祈る無事
無事、とは何事も無いこと。
つまり、安心です。
…年始から、長い記事を書いてしまいました。
ここまで読んでくださった方に、厚く御礼申しあげます。
ヤモメさんともども、今年もよろしくお願いします。
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![中岡 はじめ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68242658/profile_01612d94f05abba5871f96f3a2620488.jpg?width=600&crop=1:1,smart)