官能小説 秘花は妖しくからみ合う 10 横浜の夜
これまでの話は、こちらのマガジンにまとめてあります。
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祐一は女陰への愛撫をやめ、浴槽に身を沈めて膝の上に里奈を座らせた。
向かい合う形である。
そのまま、硬く張り詰めた肉棒で秘孔の入り口を探し当て、ぐっと侵入させる。
里奈の内部は、じんわりと潤っていた。
「あああっ…!」
バスルームに、里奈の嬌声が響く。
ずん、ずん…
祐一は、下から突き上げるように腰を動かした。
「あんっ、はあっ…」
里奈の豊かな胸乳が湯の中で揺れ、ちゃぷちゃぷと音をたてている。
愛らしい顔が、快感に歪んでいた。
ずん、ずん…
ちゃぷ、ちゃぷ…
祐一は、熱く脈打つ肉棒を、力強く突き上げる。
熱く膨らんだ亀頭が里奈の秘肉をこすりあげ、最奥の子宮口を叩いた。
「あんっ…はぁんっ…あああっ…!」
またがったまま、里奈は祐一の背中を力強く抱きしめる。
祐一はいったん肉棒を抜いて里奈を立たせ、浴槽の縁に手をつかせた。
そして細い腰をつかみ、自分も立ったまま後ろから再び秘孔へと侵入する。
「ああっ、んっ…!」
「ほら、見て。夜景がきれいだ」
正面の大きな窓からは、横浜の夜景の煌めきが一望できた。
しかし里奈は夜景を楽しむ余裕はなく、必死で祐一のものを受け止めていた。
「はあっ、やっ…んんっ…!」
髪を振り乱し、里奈はみずからも腰を振る。
パン、パン、パン…
ぶつかるたび、里奈の白い双丘が音をたてる。
祐一のピストンが、さらに加速する。
「はっ…はっ…」
息が上がってきた。
そろそろ絶頂が近いかもしれない。
自らの肉棒が、さらに膨張しているのが自分でもわかった。
「あんっ、んん、はあっ…」
里奈の秘肉が、肉棒にからみつく。
その瞬間、激しい射精感が祐一の全身をかけめぐった。
どくん、と肉棒の裏筋が盛り上がった。
「あああっ…はあんっ…」
熱い秘肉が、硬直したものをきつく締めつけた。
危ない!!
祐一は、慌てて肉棒を引き抜いた。
どぴゅっ…ぴゅるるっ…
白濁した液体が宙を舞い、里奈の丸いヒップへと飛び散った。
そのまま、里奈は浴槽へと突っ伏した。
はあっ…はあっ…
肩で息をしながら、祐一も湯に体を沈めた。
里奈を抱き寄せ、軽くキスをする。
そして、しばらく体を温めてからバスルームを後にした。
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挿絵は伊集院秀麿先生の描きおろしです。
ありがとうございます。
ひょんなことから、伊集院先生に挿絵を描いていただけることになったのですが…
毎回イメージがドンピシャすぎて、驚いております。
伊集院先生は、多岐にわたるジャンルのnoteを書いておられます。
ここに、尊敬の念をこめて、伊集院秀麿先生をご紹介させていただきます。