店長論_03
今回は店長が身につけるべき能力・スキルの「マネジメント」についてです。マネジメントについてはどのように身につけるべきかは難しいです。また私自身もマネジメントの重要性の認識はあるものの、マネジメント能力に自信があるわけではありません。ただし、1つだけ確実に言えることがあります。
それは、「販売職の経験年数が長いことや接客・販売能力が高いこと → マネジメント能力が高い」わけではないということです。店長にはマネジメント能力が必要ですが、得てして店長候補になる人は経験年数や販売能力で判断されている傾向があると思います。店長になった後にマネジメントやリーダシップの研修を行っている会社は少ないと思いますので、店長は自分が店長になるまでに経験した店長像の範囲内でしかマネジメントを理解していない状態になります。「この状況は良くないので、自分でマネジメント能力を何とかして身につけよう!」という気概を持った店長もいらっしゃるとは思いますが、少数派ではないでしょうか。
アパレル会社が販売員に対して「マネジメント能力」・「リーダーシップ」・「コーチング」などが身につけられる研修等の機会をもっと設けるべきだと私は考えますが、難しいのが現状です。「このような能力を身につけられなかったのは会社のせいだ!」なんて言っても、社会では通用しません。やはりこのような能力・スキルも自分で身につけられる行動を自分自身で行う必要があります。
では実際に自分自身でどのような行動をすればマネジメント能力を身につけることができるのでしょうか。
これも方法としては「書籍から情報や知識を得ること」が重要だと考えます。マネジメント能力は店長だけでなく、部下を持っている全ての社会人が必要な能力です。また国籍・性別・時代なども関係なく必要なスキルなためマネジメントについては多数の書籍が存在しています。
次回は私のおすすめの書籍を2つ紹介したいと思います。
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