店長論_05
今回は、「マネジメント」に関する2冊目のお勧めの本になります。
この本は「マネジメント」に関して直接的な内容ではありませんが、全ての店長が読むべき本だと思っています。
それは、デール・カーネギー著「人を動かす」です。
この本も不朽の名著としてとても有名な本です。85年前の1936年に初刊行された本になりますが、長い期間たくさんの人に読まれている本です。邦題が「人を動かす」なので、「人をどのように操るのか」のような内容に思われがちですが、原題は「How to Win Friends and Influence People」で、直訳すると「友人を得て、人々に影響を与える方法」になり、洗脳術などの本ではありません。
この本では、「自分自身がどのような言動を行えば、他人と良い関係を築き、信頼を得て、自分の思ったように他人に行動してもらえるか」を様々な具体的なエピソードを通じて原則を教えてくれます。下記は、Amazonの書籍説明の文です。
人が生きていく上で身につけるべき人間関係の原則を、長年にわたり丹念に集めた実話と、実践で磨き上げた事例を交え説得力豊かに説き起こす。
深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、人に好かれて人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。
「人を動かす」は私にとってバイブル的存在の書籍です。初めて読んだ時は目から鱗が落ちるような衝撃を受けました。この本を読み終えた後は、部下やお客さんなど全ての人との接し方や人間関係の考え方が根本的に変わりました。本に書かれてある原則を身につけたと言えるレベルでは到底ありませんので、今後も(たぶん一生かけて)身につけられるように努力していくつもりです。
難しい内容ではないため、本を読むよりオーディオブックで聴くほうが私的にはお勧めです。「audiobook.jp」で「人を動かす」を購入して3倍速ぐらいで聞いていました。また現在も1年に1回は必ず聴くようにしています。朝の通勤時間に聴くと良い影響を受けて、他人との接し方を気をつけるようになるのでおすすめです。
この本は店長だけでなく、人の上に立つ人や職位がある人は全員読むべきだと私は思っています。また店長になる前の人もこの本を読むと部下から慕われる店長になれると思います。社会人全員が読み、この本に書かれている内容を実践すれば社会や組織が良い方向に変わると思っています。そのぐらいお勧めの本です。読んでいない方はぜひお早めに読む(聴く)ことをお勧めします!
またデール・カーネギーの別の書籍「道は開ける」も名著です。悩みがある人や苦しんでいる人はこの本を読むと本当に「道が開ける」と思います。コロナ禍で問題を抱えている人も多いので、「人を動かす」の次はぜひこの本もチェックしてみてください。
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