『さよなら、男社会』を読んでみてください。
職場や恋愛で男性との会話や関係性に悩んでいて目にとまりました。
直球のタイトルに惹かれたのと、男性の著者だったので男性の視点を理解するのに役立つかもと思い購入しました。
私の感じていた違和感をまさに言葉にしてあったりしました。最後まで一気に読めました。
『2章 恐怖と勇気が与え、奪い去ったもの』
には、男性が男性である所以(男性性を身につける経緯)みたいなものが書かれていました。
他の章も気になる事だらけで付箋をつけました。
本を読み終わって、自分自身と周りのことに思いを巡らせました。
男性が男性であることに、男女共に気付いていないのかなと思いましたがどうでしょうか。
対人関係は人と人であるはずなのに、そこに男性性と女性性によるすれ違いが起こっているような気がしています。
対人関係は人と人なのに、そこに男女を意識してしまっている。お互いの視点が違うことを理解してないから噛み合わない。私の場合はそんな状態じゃないかなと思いました。
しかし、この先、男と女だけでは語られない社会になっていくのであれば尚更『人と人』という事を意識する必要があるとも思いました。
この本の主旨と合致していないかもしれないし、ボンヤリした感想です。誰か読んだ人居るかな、この本を読んでみてほしいな、と思ったので書いてみました。
おわり
著者 尹雄大
発行者 亜紀書房