【自由研究の挑戦!】〜イルカについて学ぶ小学1年生〜
早いもので、小学校に入学し5ヶ月。
はじめての夏休みを過ごしています。
まだまだコロナウイルスが猛威を奮っており、
気軽に外出はできない世の中です。
しかしそれ以上に、息子の経験、体験は将来の重要な投資であると「決めて」おり、
息子にとって、将来を考える機会になればいいなと考えていました。
備忘録も兼ねて、記していきたいと思います。
0.まず子どもの時間という価値について
まず、子どもの時間の価値についてです。
私は前提として、ハードワーカーです。
だからこそ家族との時間を量ではなく、質を重視をして日々過ごしています。
なぜ、自由研究について記すかというと、教育上大事でありプロセスを通じて、私も一緒に成長できると感じたからです。
何より、子どもの時間はあっという間に過ぎるので少しでも思い出を作りたい!と思っているということもあります。
以前このようなnoteを書きました。
小学生までの時間は2190日である。
また、小学生の6年間は同じく2190日。
(単純計算で算出)
確実に、例外なくこの時間が過ぎると一般的には中学生になる。中学生になるともはや大人に近しくなる。声変わりもするだろうし、何より人格が形成される。今の物心がつくかつかないかの時間こそ可愛い時期でもあり、教育上大事な時期なのではないか?と私は捉えています。
だからこそ、自由研究というまさに問いのないこの宿題に子どもと向き合うことにこだわってみたいと考えているからです。
1.宿題って必要なのか?
結論、私は要らないと考えています。
教育業界に身を置いており、人並み以上には知識を持っています(持たないとダメ)
息子は、家の近くに小学校があるにもかかわらず、自然たっぷりの環境の1学年6人という島の小学校に進学しています。
それはとても良くて、まず生徒一人ひとりに先生の気が配れるから、みんなイキイキしています。
そして、いじめもないし、みんな給食当番など役割があるから常に責任感を持たざるを得ない。
自然環境たっぷりで、カヤックで小さな島を一周するのが卒業要件だったりします(笑)
しかし、そんな小学校なのですが文科省配下にあることは他の学校と変わりません。
だから、宿題というものがあるんです。
例えば、北欧フィンランド では反復系の宿題は極めて少ない。しかし、日本は反復系の宿題が多いんですよね。休みの日を割返して、宿題をいつするのかの計画を立てる。そんな仕立てる力は身につくのかな、と思います。また、算数/引き算を何度も繰り返すので、情報処理力は身につくだろうな、と思ったりもします。
しかし、そういうメリットを考えても僕は小学校においては宿題は不要派です。
それよりも、自由に遊び、興味あることをやったらいい。勉強が好きならそれはやったらいいです。イチローさんが、宿題は大人の予行練習、と言っていました。やらないといけないことをするのが大人。その練習である、と。
それはおっしゃる通りだなと勉強になりましたが、中学生からでもいいのでは?と思ってしまいます。私は良し悪しは別として、好奇心を爆発させる小学校時代、という考えを持っています。
そんな中、価値のある宿題だな、と思うのは、
自由研究というものです^_^
これは自分の興味あるテーマを見つけ、研究してみるという宿題です。
これこれー!とおもいながら私がテンション上がってしまいます。答えのない問い。それを自分で設計して、研究していく。これこそ国が求めている探究、ということではないでしょうか。
ということで、
自由研究についてまとめていきます。
2.自由研究のテーマ設定
とはいえ、何しようかなーと悩みました。
大好きな、梅干しを育ててみようか。
セミの成長の過程をまとめてみようか。
他にも色々考えましたが、息子は何に興味があるのか?を大事に考えました。
僕、動物に興味があるんだよねー
将来動物の赤ちゃん育てたいー
ということを話してくれていたのを思い出したとき、これだ!と思いました。
私は複業人材として、たまたま長崎県の壱岐島に携わっています。壱岐は、SDGsの未来都市です。だからこそ動物のサスティナビリティなど考えており、イルカパークというイルカの共存を考え研究している施設があります。
ここで自由研究できないか?
そんな問いがうまれました。市役所の知り合いに問い合わせてみると、トレーナー体験というのがありました。これに決定〜!早速問い合わせて夏休みを使い訪問することにしました。
3.自由研究のプロセス
小学生1年生の自由研究テーマは、
イルカのせいかつについて
に決定しました。ビッグワードではありますが、そこはまだまだこれから!
自分なりに考えてもらい、言葉にしました。
イルカパークへ早速訪問し、
3時間トレーナー体験に挑戦です!
※これから先は、記載可能な内容のみ掲載
①イルカの名前を覚える
イルカ🐬は4頭おり、それぞれの特徴やどんな食べ物を食べるのか?を学びます。
イルカの名前(あだ名)や体の特徴、名前好き嫌いを覚えることで親近感を沸かせます。
まだ緊張している。笑
②餌の管理はどうなっているのか
その後、大事なエサの管理はどうなっているのか?について学びます。(私の方が興味が出てしまいました。笑)
管理体制はさすがに衛生面がとても厳しく、動物を飼育する奥深さを感じました。
イルカごとに食べる量や廃棄量も緻密に計算されていました。
こんな感じでエサについて学びます!
↓↓
③イルカの遊び道具を学ぶ
イルカの遊び道具が複種類あるのですが、その種類にも名前があるからびっくりしました。これも海の中でなくなっていたらイルカが食べてしまったりするなどの危険があるためのリスクヘッジだそう。
④イルカに餌をあげてみる
息子がとても楽しみにしていた時間です。
準備した餌を早速あげました。トレーナーさんが優しくて、だいぶ慣れてきました。(と同時に疲れてきています笑)
エサについて学び、自分で運んで、実際にイルカに餌をあげるという一連の経験は貴重だなと感じました。
イルカは、80本〜100本ほど歯がありますが実際食べるときは、丸呑みです。笑
歯は何かを掴むときに使うそうです。
なるほどなるほどー
ちなみに、イルカの鳴き声はキューキュー(キーキー)という鳴き声であり、調べてみたいことの1つもコンプリート!
⑤.合図出し&イルカタッチ
続いては、トレーナーの代名詞でもある合図です。「バイバイ、泣き、ジャンプ」など5つほどの合図を学んでいました。
イルカは素直で息子の下手くそな合図でも反応をしてくれます。そのとき息子はとても嬉しそうな表情をしていたのが印象的です。
その後は、念願のイルカタッチ。
背びれ、尾びれ、お腹と色々タッチできてご満悦
本人曰く、感触としてはツルツルだったけど、ちょっとざらっともしてたみたい。こういう言語化するのもいい勉強です。
4.自由研究の気づきとまとめ
これから画用紙2枚程度で清書しますが、大好きな動物に触れることができてとても嬉しそうでした。
好きなことは、
知ってることからしか見つからない。
だとすると、好きなことにフォーカスしてさらに興味を持てる環境は作ってあげないといけない。
ここには書ききれなかったこと。
例えば、エサの保存は−17度であることや、
アメリカのドルフォン研究施設があることなど、親も大変勉強になりました。
最後に、息子もトレーナーにインタビューなどもしていたのですが、何よりトレーナーが優しい。
人に憧れるところから、仕事に興味を持つ、なんてこともある気がしており、まさにイルカパークのトレーナーさんはみんな優しく、そして前向きで気さくで素敵な人が多かったです。
自由研究は、子供の可能性を広げることができる。そして親も好奇心がくすぐられる機会である。
そんなことを知った夏休みでした。
最後はトレーナーの修了証をもらい終わりです。
来年もまた、子供と一緒に楽しみたいと思います!
アメリカのドルフィン施設に行ってみたいなー
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