2023年6月29日(木)曇り

6月29日、昨晩は、早めに眠る準備に入りました。寝る前は、明日への不安感が現れていました。

寝る前に、ストレッチを行い、ふとんに入って、精神科ナイトケアにて学んだ「マインドフル・セルフ・コンパッション」のスージングタッチと呼吸の瞑想を行い、眠りに就きました。

寝る前に、ちゃんと寝られるのだろうかという、しっかり寝たいという強迫観念が現れていました。時間はかかったのですが、スージングタッチと呼吸の瞑想を行い、強迫観念を消して思考が止まったので、眠りに就きました。昨日もお話しましたが、ふとんに入るまでは眠気があるのですが、思考を止めると眠気が無くなります。逆に寝られるのだろうかと不安になるのですが、この状態になると眠れるから不思議です。

入眠はうまく行き、中途覚醒もありましたが、昨晩はよく眠れた方だと思います。

朝6:00に起きましたが、起きたときに眠気は軽くありましたが、気持ちは切り替えることができたので、落ち着いて出かける準備をすすめることができました。

朝食をいただいて、シャワーを浴びましたが、調子を崩すこともなく落ち着いてシャワーを浴びることができました。遅刻しないで出勤できて、ホッとしました。

職場についてから、お仕事の失敗のお話を聞いたので、気持ちが落ち込んで、少し調子が悪くなりました。

お仕事のほうは、課題のお仕事は大体終わっていて、お仕事を早退してもいいかなと思ったのですが、すすめられるお仕事があったので、お仕事をすすめました。お仕事のだいぶすすめられたので、7月のお仕事の負担がだいぶ減りました。たいへんよかったと思います。

症状のほうは、体感幻覚の症状がありましたが、ほとんど気にならない感じでした。先日、虫に刺されたのですが、刺されたところにかゆみが現れていました。家に帰ると、虫に刺されたところも、不思議とかゆみは現れないんですよね。とにかくお仕事が進んで、よかったです! 今日もみなさん、いろいろありがとうございました。

職場の若いお友達から「今日の仕事は何点ぐらいですか?」と質問されたので、僕は「70点くらい。いつもだいたいそのくらいだよ。君は何点くらいなの?」と返したところ、「100点です。」と答えてくれました。僕は精神病ということもあってか、自分につける点数が低くて、大体70点とか60点くらいで、お仕事ができたと感じた昨日でも合格点の80点くらいです。お仕事をされているみなさんはご自分のお仕事の点数、どのくらいなのでしょうか? たいへん気になるお話でした。職場のお友達、お話ありがとうございました。

仕事後、自転車を自転車置き場において、近くのスーパーにて夕食の買い物をして、家に帰りました。ジョギングするか迷ったのですが、ストレッチを行っていて痛みが現れたので、ジョギングはお休みすることにしました。家に帰って、しばらくのんびり過ごして、夕食を作っていただきました。

今日の夕食は、納豆たまごかけごはん、レンジでチンした野菜、お豆腐、焼売です。昨晩、血圧を測定したところ、上が150、下が101で血圧が高かったので、今日は一応、塩分を控えたつもりですが、まだ血圧を測っていないのでわかりません。塩分の取りすぎに気を付けたいと思います。夕食ですが、たいへんおいしかったです! ごちそうさまです。

夕食後、洗い物をして、読書を楽しみました。読んだ本は、放送大学の教科書「「人新世」時代の文化人類学」の「同一性の政治を超える試み:本質主義批判と先住民運動からの教訓」を拝読しました。お話、ものすごく面白かったです!

同一性の政治と本質主義は、本質主義の影響から同一性の政治を隠ぺいしてしまうという問題が起こったそうです。それに対応するため、本質主義を批判する形で、構築主義的な文化人類学が生まれたそうですが、民族や文化そのものを解体してしまうだけで、その民族や文化がどのようにして社会的な力を持ちうるのか、という答えを与えてくれるものではなく、民族や文化を解体する方向に動く形になったそうです。

「伝統の発明」という言葉があるそうですが、ものすごく考えさせられるお話でした。引用から、「伝統の発明」論と「文化の客体化」論は近代の支配装置の成り立ちを教え、そのいかがわしさを暴露してはくれるが、その支配装置から脱する道を示すことまではしてくれない。とのお話でした。

お話の引用で、少数民族「エスキモー」のお話があり、僕の読んだ文化人類学の本によると、エスキモー文化は、国の支配の影響を受け、エスキモー文化として行っていた保存方法などは使わなくなって、エスキモーの方たちの家にも、冷蔵庫が置かれるようにあり、文化的に危機的な状況にある、とのお話でしたが、「「人新世」時代の文化人類学」のお話によると、エスキモーの方たちが、自分たちでいろいろ働きかけて、その際に、イヌイトは否定的な「極北の幼児」としての「エスキモー」というイメージを肯定的な「自然と共生する」「イヌイト」に変換する戦略を採用し、1999年4月にヌナヴト準州を成立させるという成果を挙げた、そうです。

同一性の政治という近代の支配装置に陥ることなく、社会集団を築き上げるための方法を考えてゆくことこそが求められているのであって、本質主義的な民族観や文化観がその支配装置に基礎づけられていることを確認するのは、その方法を考えるための出発点に過ぎない。とのお話でした。

お話、いろいろ考えがめぐって、ものすごく面白いお話でした。

僕も、精神障がい者フットサル「ソーシャルフットボール」という文化に所属していて、今の状況を変えないといけないとは思っているのですが、なかなかどのようなものと対峙しているのかイメージが持てませんでしたが、今回のお話で、かなり具体的に対峙していかないといけない相手のイメージを作ることができたように思います。お話、たいへん参考になりました。ありがとうございました。

「人新世」時代の文化人類学 (放送大学教材) | 大村 敬一, 湖中 真哉 |本 | 通販 | Amazon

読書後、あまりにお話が面白く、すぐに日記を書きたくなって寝る準備に入りました。

僕の尊敬する糸井重里さんのホームページ「ほぼ日」を拝読しました。拝読したのは、田原総一朗さんのワンちゃんのお話と、シングルマザーでお二人のお子さんを育てていらっしゃる方のお話を拝読しました。

田原総一朗さんは、本当にワンちゃんがお好きですね! ワンちゃんと一緒にお寿司をいただくことができるお店があることを知りませんでした。お話、たいへん面白かったです! ありがとうございました。

第3回 寿司ランチ。 | 田原総一朗さんと、 本音のハンナ。 | 田原総一朗 | ほぼ日刊イトイ新聞 (1101.com)

シングルマザーで二人のお子さんを育てていらっしゃる方のお話は、運動会のお話で、ものすごくたいへんそうな姿が思い浮かんだのですが、楽しんでいらっしゃる姿も思い浮かんで、ホッとしました。元気にお子さんが育つことを願います。シングルマザーでの子育てのたいへんさが伝わるお話でした。お話ありがとうございました。子育て応援しています。

運動会がくれたもの | 月刊なおぽんダイアリー ははひとり むすこふたり | 石野奈央 | ほぼ日刊イトイ新聞 (1101.com)

同一性の政治を考えていて思ったことは、レバ刺しやユッケ、牛刺しが食べられなくなったことについて、同一性の政治の力が働いて、食べられなくなったことに気付きました。食文化は、もっと多様であっていいと思うのですが、いろいろ規制をしてコントロールしようとする政治的な意図が見えて、腹立たしく感じます。単純に、何か食べて具合が悪くなったら、食べた本人が悪いという話でよかったのではないか、と思いました。僕は今でも、レバ刺し、ユッケ、牛刺しは、いただきたいと思いますもの。今の社会は、昔よりも息苦しくなっているように感じて、苛立ちを覚えます。たいへん失礼しました。

「「人新世」時代の文化人類学」は、ものすごく面白い本です。学術研究書をまとめるための基礎知識が公開されているので、僕は面白いと感じているのですが、Amazonの書評の評価が高くないので、どうしてなのだろうと感じています。みんな、読み物としての文化研究である文化人類学が読みたいのかなぁと思ったことと、逆にみんな知っていることが抱えれているので、評価が低いのかなぁとか思いました。そんなこともあってか同じ放送大学の教科書「文化人類学」は、Amazonでの書評は評価が高くなっています。放送大学の教科書「文化人類学」は拝読しましたが、たいへん面白く勉強になる本でした。いろいろ勉強を深めたいと思います。

あまり調子がよくないので、早めにお休みして、明日に備えたいと思います。

明日は、仕事後、精神科ナイトケアに参加して、前半は「コミュニケーション卓球」を楽しみ、おいしい夕食をいただいて、後半は「NVC(ノン・バイオレント・コミュニケーション)」自分の気持ち/ニーズを考え、相手の気持ち/ニーズを考えるプログラムに参加します。明日もみなさん、よろしくお願いします。寝ます。それでは、おやすみなさい。

今日も、あいみょんさんの「愛の花」を聴いてしまいました。たいへん素晴らしい音楽です! あいみょんいいなぁ。素敵な音楽ありがとうございました。

あいみょん – 愛の花【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

今日もみなさん、お付き合いありがとうございました。明日も、よろしくお願いします。

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