新型コロナウイルスを克服して、より良い2021年に
寒中お見舞い申し上げます。平素からのあたたかいご支援ご指導に感謝申し上げます。
第203回臨時国会は、菅総理大臣の首班指名が行われて、やっと40日経って10月26日に招集されましたが、新型コロナウイルスワクチン関連法、日英貿易協定、オリンピック・パラリンピック特別措置法、国会公務員給与法改正、郵便法改正などの法律を成立させ、12月5日に閉会となりました。新型コロナウイルスの感染者が全国各地で急速に増え続けているため、社民党や立憲民主党など野党は国会の延長要求を行うとともに、都道府県知事に緊急事態宣言の発出権限を与え、知事が営業自主要請した場合の国の財政支援を裏付ける内容を盛り込む「新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案」を提出しましたが、審議未了のまま廃案となりました。引き続き、政府・与野党連絡協議会や閉会中審査などを通じて、本年度予備費や第三次補正予算の中で、検査・医療体制充実に向けた支援や新型コロナウイルスで大きな影響を受けている中小企業や個人事業主、農林水産事業者、一人親家庭、非正規
労働者、障害者、外国人、学生などへの支援策の拡充を求めていきます。
社民党は、昨年12月に立憲民主党からの合流呼びかけを受け、厳しい党内議論を続けてきましたが、去る11月14日の臨時党大会で、「社民党に残る立場も、立憲民主党に合流する立場もどちらも理解し合う」との方針が賛成多数で可決されました。私は、社民党幹事長として立憲民主党との協議及び
党内調整に当たってきた責任がありますので、その責任を果たした上で、吉川はじめ衆議院議員とともに、次なる展望を切り開いていきたいと考えていますので、ご理解とご支援をお願いします。
2020年は厳しい1年になりましたが、2021年が新型コロナウイルスを克服して、より良い年になりますよう祈念申し上げます。
吉田忠智
(「まごころ7号」より)
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