【日記】ド◯キホーテを、信じたい
だいぶnoteの投稿間隔が開いてしまいましたね。
仕事が忙しかったり、Pythonのコードが思うように書けなかったりで記事のネタも出せず。
そんな輪をかけて単調な日々の中で、なんとかネタを絞り出して日記を書いてみようと思います。
先日、某驚安の殿堂をうろついていたらとんでもないものを見つけまして。
その名も『コンパクトペンロッド』。
要するに釣竿なんですけど、特筆すべきは名に恥じぬ収納性。
折り畳んだ状態では目測20センチほどですが、
使用時にはなんと95センチまで展開可能。
…なんてね。
コレぐらいの謳い文句では僕の心は揺らぎませんよ。
そもそも釣りなんてここ10年以上やってないですし。
じゃあなんで釣竿になんて目をつけたかと言えば、
値段ですよ。値段。
上述のコンパクト竿、
リール、
ウキ、
錘付き針、
疑似餌(ワームタイプ)。
上記5点、全部込み込みで1000円(税別)。
パッケージには『これひとつで釣りが楽しめる!』の太鼓判付き。
釣具の相場なんて知ったこっちゃありませんけど、
ズブの素人な僕にだってコレが破格の安値であることくらいはわかります。
誰の言葉か知りませんが、買い物する度に思い出す僕にとっての金言です。
…とはいえ、今回ばかりは妙な高揚感に浮かされてこの教えを破ってしまいました。
仕事が立て込んでてストレスが溜まってたせいかもしれません。
かくして、僕は野口英世のブロマイドと僅かばかりの消費税を引き換えに釣りの楽しみを手に入れたのです。
それからというもの、
僕のリュックサックには常にこの驚安の釣具一式が忍ばされていて、
手頃な水場を見つけ次第、糸を垂れてやろう…と画策しておったのですが。
今日気付いたんですけど、
このセットだけじゃ釣りはできないんですよ。
一見完璧なセットのように見えるものの、
自分がこれで釣りしているところを想像してみたら、問題にすぐ思い至るでしょう。
…そう。
釣れた魚を入れるバケツがついてないんですよ。
いや、この値段でバケツまでつけてくれってのがタチの悪いイチャモンだってことは分かってますよ。
バケツくらい家にあるだろうと。
そこまでは面倒見きれんぞと。
理性で考えればそうなんですけど、
穿った見方をしがちな僕。
心の中の悪いド◯キが囁くのです。
「いや、こんな安物で一匹でも釣れるワケねぇだろ」と。
「どうせ釣れねぇんだからバケツなんかいらねぇだろ」と。
「マヌケめ、釣られたのはお前のほうだぜ」と。
バケツがひとつついてないだけでこの被害妄想、
本気でしかるべき機関のお世話になるべきじゃないかとすらよぎるこの頃ですが。
まんまと購入してしまった手前、僕としてはド◯キの良心を信じてます。
いつかこのセットで魚を釣り上げた暁に記事にしようと思いますので、
その時まで、さようなら。