【日記】実名報道を考える日
ネットを見ていたら、実名報道というワードがトレンドに入っていた。
何の事件かはよく分からなかったが、たまに聞く言葉ではある。
犯行当時未成年だったから匿名で報じられるのが納得いかないとか、そういう文脈で語られがちだ。
実情的には、マスコミが隠したところでネット上では関係者から名前も住所も顔写真まで流出してある種の公然の秘密状態になったりするケースも少なくはない。
重大な事件にしろ、いわゆるバカッター案件にしろそういうことは起こるものだ。
僕としては、犯人の個人情報を知ったところで何か変わるわけでもないし、
むしろお祭り騒ぎで嬉々として晒し上げに参加するネットユーザーの姿は見ていて気持ちの良いものではないと思っている。
ふと思う。
同時多発的にでっち上げた犯人の名前とAI生成の顔写真とかを複数のアカウントでネットにばら撒く輩がいたら大混乱になるんじゃないだろうか。
「あの事件の犯人は山田という男らしいぞ!」
「犯人はOLの佐藤だ!」
「〇〇高校の鈴木を許すな!!」
みたいな。
それぞれの勢力がカチ合った瞬間の大混乱、ものすごいだろうな。
…ちょっと気になる。
こういうこと言ってると、本当に類似の出来事が起きたときに疑われかねないからこの辺でやめておこう。
みんなもやっちゃダメだぜ。