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【日記】境界線上のデータサイエンティスト
かねてから勉強していた、データサイエンティスト検定の受験日を迎えた。
前日までに挑戦した二度の模試結果は、なんといずれも正答率ピッタリ8割という微妙なもの。
前情報として聞いていた合格ラインの目安がちょうど8割前後とのことだったので、かなりギリギリだ。
まぁ今回はダメでもともと。
記念受験のつもりで挑戦してみるかと、テストセンターの門戸を叩いた。
で、実際の問題を解いてみた感想なのだが…
ほとんど何言ってるか分からん。
僕の勉強が悪かったのか、見覚えのない単語が画面を舞い踊る。
確信を持って解ける問題がほとんどないと言っていい。
今回の受験期間でまだテストを受けてない人もおられるかもしれないので多くは語らないが、相当覚悟して臨んだほうがいいだろう。
記憶の片隅に残った僅かな知識をなんとか繋ぎ合わせ、解答を紡ぎ上げる。
4択形式と聞いてナメ腐っていたが、マジで完全に歯が立たない。
苦手分野だと思ってガチガチに固めたあたりがほぼ出ないなどの不運も相まって、すっかりメンタルがノックアウト。
もうヤケクソで解答終了ボタンを押下する。
…受験時に初めて知ったのだが、
合否は一月くらいまでお預けだが正答率はその場で開示されるらしい。
いや〜見たくねぇ〜
体感5割あればいい方だったよ。
そんな絶望に苛まれながら、恐る恐る画面に目をやると…
総合スコア:77.0%
…なんで惜しいんだよ。
いや8割切ってるけど、自分としてはマジで奇跡としか思えないパーセンテージだ。
今から同じテスト受けても77%なんて絶対出ないぞ。
最初から今回落ちても再挑戦するつもりではあったが、その意思すら揺らぐくらいの難問揃いだった。
来年の受験どうしようかなぁ、と主催であるデータサイエンティスト協会のサイトを見てみる。
すると、データサイエンティスト検定の過去の実施結果なるものが公式から出ていることに初めて気が付いた。
受験人数、合格率、合格ラインの目安が掲載されている。
直近の結果を見てみると…
第7回(2024年6月実施)
受験者数
約1,950名
合格者数
929名
合格率
約48%
合格ラインの目安
正答率約77%
…ウソだろ。
ちょうど前回の合格ラインにビッッタシ乗っている。
こんなことある?
さらに過去の実施結果も遡って見ると、
合格目安の正答率が
80%(第一回)→80%→79%→79%→79%→79%→77%(前回)
と、非常にゆるやかに、しかし確実に下降しているのだ。
つまり、僕は今回データサイエンティスト検定始まって以来初の合格ライン上振れに巻き込まれなければマジのギリ合格を掴み取った可能性が(僅かながら)ある。
我ながらエンターティナーすぎるだろ。
ダメならダメで諦めがつくものの、
よりにもよって一番オモロいラインを引いてしまった。
結果報告は来年までおあずけ。
生殺しだよこんなの。